DMARC対応だけで終わらせない次のなりすましメール対策 ~BIMIで実現するメールの信頼性と安全性
概要
昨今、企業のセキュリティ対策が進む一方で、メールを用いたなりすまし・偽装攻撃の被害報告は後を絶ちません。特に最近には、メールセキュリティ製品において不正アクセスによって情報が漏えいし、ビジネス上の信頼を揺るがす問題へと発展したことが記憶に新しいのではないでしょうか。
多くの企業は、なりすまし対策としてDMARCの導入を進めていますが、実際には、DMARCの設定を「none」から先に進められていない、また正しく運用しきれていないケースが大半であり、せっかくの認証技術が対外的な信頼性の強化や可視化につながっていないという課題が浮き彫りになっています。
そのような背景の中で注目を集めているのが、「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」という送信ドメイン技術およびBIMIに必要となる「VMC(Verified Mark Certificate)」と呼ばれる証明書です。これらは、企業が自社ロゴをGmailなどの対応メールクライアント上に表示させることで、「このメールは正しい送信元である」ことを直感的に証明する技術で、ブランディングの観点でも効果が期待されています。
本セミナーでは、「DMARC導入まではできたが、その後どうすればよいか分からない」「経営層からブランド保護について相談を受けているが、次の打ち手が見えない」といった情報システム部門・セキュリティ管理担当の方々を主な対象とし、メールセキュリティを取り巻く最新動向からBIMIやVMCの解説までをご紹介します。
[参加対象]
・自社ドメインでのDMARC導入が済んでいるが、次の対策に迷っている情シス・セキュリティ担当者
・経営層や広報部門から「なりすまし対策」や「ブランド保護」について相談を受けているが技術的な打ち手が不明な方
・BIMI/VMCの情報は聞いたことがあるが、実態や導入の現実感を把握したい方
エリア
オンライン
主催者
NRIセキュアテクノロジーズ
種別
無料セミナー
ジャンル
セキュリティ