NVIDIAが示したフィジカルAIの衝撃
【生成AIの次に来る波】~日本製造業が掴むべき市場機会と事業化の道筋~
概要
ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【講師】
インフラコモンズ 代表取締役
今泉 大輔(いまいずみ だいすけ) 氏
【重点講義内容】
「フィジカルAI」という言葉は2025年1月のコンシューマエレクトロニクスショー(ラスベガスのCES2025)におけるNVIDIA CEOジェンセン・フアンの基調講演をきっかけに世の中に広まり始めました。このセミナーでは時価総額でも世界有数の企業になったNVIDIAのCEOによるフィジカルAIの定義を基礎として、先ごろ発売されたロボット用エッジコンピュータJetson Thorによって初めて明確になった「日本の製造業が開発販売できるフィジカルAI」の全体像をご説明します。自律的なロボット、ドローン、農業機械、建設機械、検査保全ロボットなど、具体的な応用形は様々あり、日本の製造業にとって新しい時代が来ることを予感させます。
1.イントロダクション:AIの進化の三段階
・知覚AI → 生成AI → フィジカルAI
・ジェンセン・フアンのフィジカルAIの定義は「知覚し、推論し、計画し、行動するAI」
(AI which Perceive, Reason, Plan, and Act)
2.技術解説:ジェンセン・フアンの定義を技術的に翻訳すると…
・センサー&センサーフュージョン
・Vision-Language-Action (VLA) モデル
・リアルタイム推論とオンボード処理
・簡素化される学習プロセス:事前学習+現場適応
3.日本の製造業が開発に使えるツール:Jetson ThorとNVIDIAスタック
・Jetson Thorの特徴(オフライン/オンボードで動作、高度なリーゾニング、センサーフュージョンとの接続、
ChatGPT的なLLMを搭載し人間の言葉による指示ができる等)
・Omniverse、Isaac SimなどNVIDIAスタックとの連携により高速開発ができる
4.ユースケース
・ヒト型ロボット//四足歩行ロボット
・自律走行ドローン
・農業機械(自律トラクター、収穫ロボット)
・物流倉庫ロボット
・建設機械(自律重機、搬送ロボット)
・外観検査ロボット
・サービスロボット
5.まとめと質疑
・「日本企業が参入すべき領域」
・「部品メーカーのビジネス機会」
・Q&A
エリア
オンライン
主催者
新社会システム総合研究所
種別
有料セミナー
ジャンル
IT戦略