オンライン 2025/12/04開催

NVIDIAが示したフィジカルAIの衝撃

【生成AIの次に来る波】~日本製造業が掴むべき市場機会と事業化の道筋~

概要

ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【講師】
インフラコモンズ 代表取締役
今泉 大輔(いまいずみ だいすけ) 氏

【重点講義内容】
「フィジカルAI」という言葉は2025年1月のコンシューマエレクトロニクスショー(ラスベガスのCES2025)におけるNVIDIA CEOジェンセン・フアンの基調講演をきっかけに世の中に広まり始めました。このセミナーでは時価総額でも世界有数の企業になったNVIDIAのCEOによるフィジカルAIの定義を基礎として、先ごろ発売されたロボット用エッジコンピュータJetson Thorによって初めて明確になった「日本の製造業が開発販売できるフィジカルAI」の全体像をご説明します。自律的なロボット、ドローン、農業機械、建設機械、検査保全ロボットなど、具体的な応用形は様々あり、日本の製造業にとって新しい時代が来ることを予感させます。

1.イントロダクション:AIの進化の三段階
 ・知覚AI → 生成AI → フィジカルAI
 ・ジェンセン・フアンのフィジカルAIの定義は「知覚し、推論し、計画し、行動するAI」
  (AI which Perceive, Reason, Plan, and Act)

2.技術解説:ジェンセン・フアンの定義を技術的に翻訳すると…
 ・センサー&センサーフュージョン
 ・Vision-Language-Action (VLA) モデル
 ・リアルタイム推論とオンボード処理
 ・簡素化される学習プロセス:事前学習+現場適応

3.日本の製造業が開発に使えるツール:Jetson ThorとNVIDIAスタック
 ・Jetson Thorの特徴(オフライン/オンボードで動作、高度なリーゾニング、センサーフュージョンとの接続、
  ChatGPT的なLLMを搭載し人間の言葉による指示ができる等)
 ・Omniverse、Isaac SimなどNVIDIAスタックとの連携により高速開発ができる

4.ユースケース
 ・ヒト型ロボット//四足歩行ロボット
 ・自律走行ドローン
 ・農業機械(自律トラクター、収穫ロボット)
 ・物流倉庫ロボット
 ・建設機械(自律重機、搬送ロボット)
 ・外観検査ロボット
 ・サービスロボット

5.まとめと質疑
 ・「日本企業が参入すべき領域」
 ・「部品メーカーのビジネス機会」
 ・Q&A

開催日

2025/12/04 (木) 14:00〜15:30

エリア

オンライン

主催者

新社会システム総合研究所

種別

有料セミナー

ジャンル

IT戦略


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