持続的収益性を生み出す知財を活かした経営戦略
【営業利益率15%超・PBR2~3倍を実現する】
概要
会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【講師】
野村総合研究所
コンサルティング事業本部
シニアプリンシパル・弁理士
林 力一(はやし りきかず) 氏
【重点講義内容】
電機・機械・化学をはじめとする製造業、半導体、電池、医薬、通信、自動車、食品、鉄鋼、セメント、コンビニ、コンテンツIP等、主要産業においてグローバル競争の激化、或いは、新興企業の台頭によるコモディティ化が加速する現代、従来の排他的知財戦略だけでは持続的収益の確保が困難です。
本セミナーでは、勝者が実践する経営モデルを「IPX経営戦略モデル」として体系化。従来のClosed IP(収益獲得IP)に加え、Open IP(客寄せIP)と持続的収益性に貢献するIPを再定義しその機能明確化することで、競合を圧倒する非対称的優位性(事業破壊力)を生み出す経営変革の具体的手法を解説します。
営業利益率15%超、PBR2-3倍を実現する実践的アプローチをお伝えします。
1.IPX経営戦略モデルの全体像と背景
・主要産業におけるコモディティ化からの脱却
・広義のIP(知的財産)の再定義と価値創造ストーリー
2.5つのIP機能の詳細解説
・収益獲得IP(Closed):中核事業の収益源
・客寄せIP(Open):顧客接点の創出とフロントエンド戦略
・秘伝のたれIP(Defense):コア技術の秘匿と競争優位の維持
・収益への転換IP(Vehicle):顧客を収益化へ導く仕組み
・ブランドIP(Trust):信頼力による全体効率の向上
3.戦略的KPI設計と価値創造プロセス
・IIRCフレームワークに基づく資本転換ロジック
・投資家へのメッセージ構築手法
4.IPX経営戦略モデルの事業破壊力
・モノ単独事業 vs モノ+コト(分離)の戦略的優位性
・競合分析の観点とリスク評価
5.日本企業が直面する構造的課題
・イノベーションのジレンマ:モノ事業の成功体験による慣性
・敗北のサイクルからの脱却方法
6.経済効果試算とビジネスインパクト
・営業利益率5%→15%超への改善メカニズム
・PBR改善と産業競争力復権への道筋
7.実行ロードマップとガバナンス体制構築
・4ステップの全社変革プロセス
・CoE(Center of Excellence)設立と横展開手法
8.産業別有効性検討(Appendix)
・半導体・電池・医薬・通信・電機機械・自動車・食品・鉄鋼・セメント・コンビニ・コンテンツIPにおける具体的適用事例
・IPXとDX・デザイン戦略との関係性
9.質疑応答/名刺交換
エリア
東京都開催
主催者
新社会システム総合研究所
種別
有料セミナー
ジャンル
IT戦略