量子暗号通信実用化に向けた政策と技術展望
【総務省/NICT】
概要
会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【重点講義内容】
Ⅰ.未来を拓く量子技術:総務省が推進する量子通信の最前線
総務省 国際戦略局 技術政策課 研究推進室
課長補佐
矢野 雄一郎(やの ゆういちろう) 氏
10:00~10:40
本講演では、量子技術がもたらす未来の変革について述べ、総務省が推進する量子通信技術とその価値を解説します。量子分野における政府戦略や研究開発の枠組みにも触れ、総務省における量子通信の研究開発への取り組みをご紹介します。また、量子暗号通信の社会実装についても言及し、国際動向やユースケース、さらには広域化・高度化に向けた取り組みも示します。
1.量子技術の基礎と総務省の役割
2.量子技術がもたらす未来と政府戦略
3.研究開発と量子セキュリティ拠点
4.量子技術の社会実装とユースケース
5.国際的な取り組みと今後の展望
6.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.ポスト量子時代における量子暗号の価値と可能性
(国研)情報通信研究機構 未来ICT研究所
量子ICT研究室 室長
加藤 豪(かとう ごう) 氏
10:50~12:00
量子計算機の実現によって危殆化が懸念される既存の暗号システムを代替する手段の一つとして期待される量子暗号について、その安全性の根拠を直観的に解説するとともに、量子暗号がもたらす具体的な価値や必要性を概観します。さらに、社会実装に向けた現在の技術状況や直面する課題を俯瞰し、今後の技術進展に関する長期的な展望を探ります。
1.量子暗号の安全性の由来
2.量子暗号装置の実現状況
3.量子暗号技術の現在の問題点と可能性
4.量子暗号の今後の技術発展の長期的な展望
5.質疑応答/名刺交換
エリア
東京都開催
会場名
紀尾井フォーラム
主催者
原総合知的通信システム基金
種別
有料セミナー
ジャンル
IT戦略