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  • 沖電気、世界最小クラスの10G光通信用変調器ドライバICをサンプル供給

  • 2006/08/07 掲載

沖電気、世界最小クラスの10G光通信用変調器ドライバICをサンプル供給

【マネジメント】従来の1.5倍の出力9Vppを実現、シェア50%を目指す

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 沖電気工業は、このたび実装面積で世界最小となるバイアスT内蔵の10Gbps高速光通信用マッハツェンダ変調器ドライバIC「KGL4166」を開発した。世界最小の実装面積(従来比約2割縮小)ながら、従来の1.5倍と、業界最大クラスの出力電圧9Vppを実現。これにより、光通信用機器の小型化が図れるとともに、高品質な通信を可能にする。光トランシーバ・メーカにむけてサンプル供給を開始する
 沖電気工業は、このたび実装面積で世界最小となるバイアスT内蔵の10Gbps高速光通信用マッハツェンダ変調器ドライバIC「KGL4166」を開発した。世界最小の実装面積(従来比約2割縮小)ながら、従来の1.5倍と、業界最大クラスの出力電圧9Vppを実現。これにより、光通信用機器の小型化が図れるとともに、高品質な通信を可能にする。7月28日より光トランシーバ・メーカにむけてサンプル供給を開始。価格は50,000円(税抜)。

現在、10Gbps光通信では80km以上の都市間などの長距離伝送の実現や、伝送の品質を維持するための光信号分散補償のコストを削減するため、デュオバイナリ変調、差動位相変調といった分散に強い変調方式が開発されている。これらの変調方式では従来に比べて高い電圧で変調器を駆動するため高振幅のドライバICが必要となる。
【マネジメント】「KGL4166」
「KGL4166」


「KGL4166」は、9Vppの出力電圧で動作する10Gbps光通信用光変調器ドライバIC。長距離伝送を可能にする沖電気ドライバICの波形特性を維持しながら、高耐圧素子の採用、回路設計の最適化により、業界最大クラスの出力電圧9Vppを実現した。またチップの小型化等により、バイアスTを内蔵しながら10.9 x 8mmと、世界最小の実装面積を実現した。

今後も沖電気工業は、高速・高耐圧といったデバイスの優位性を活かし、成長が見込まれる10Gbps光通信市場において、2007年度以降本新製品でマッハツェンダ変調器用ドライバIC市場シェア50%を目指すとのことだ。

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