日立情報システムズ（東京・品川区）は22日、「SQL Guard」を活用したデータベースセキュリティ対策サービスを本日から開始すると発表した。「SQL Guard」は、情報システムのデータベースサーバへのアクセスをリアルタイムに監視、記録するセキュリティ製品。

　「SQL Guard」は、開発元が米Guardium社で、日本国内ではエアー社（大阪・吹田市）がマスターディストリビュータとして販売している。データベースへのアクセスログ蓄積や不正アクセスの監視、アクセスログの継続的な分析・監査など多彩な機能のほか、稼働中のデータベースサーバに負荷をかけない点、短期間で導入できる点を特長としている。米国ではすでに100社以上の納入実績があり、金融、通信、医療、政府軍や警察などの組織で利用されているという。

　この度、日立情報システムズが開始するデータベースセキュリティ対策サービスは、エアー社とのアライアンス契約締結により、「SQL Guard」の販売、導入・構築サービス、アウトソーシングサービスなど、顧客ニーズやシステム環境に応じたサービスメニューとして提供するものである。特にアウトソーシングサービスは、日立情報のデータセンターとシステム運用ノウハウ・経験を活かして、顧客負担を軽減する高信頼のサービスを提供するという。