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- 2016/01/07 掲載
2016年はどうなる? 海外メディアの報じる3つの2016年予想記事を読む
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
クラウドの優劣が明確に、開発者の希少価値
基本的には、ビッグデータやクラウドといった2015年に重要視されていたテクノロジーが2016年も引き続き重要性を増していくという予想ですが、これまでITベンダーのあいだで認識されていた開発者の希少性が一般の企業にまで広がっていく点は注目すべきでしょう。上位5つを短くまとめました。
1. レガシーなベンダーは困難に直面するだろう
IDCの予想によると、ITベンダーの30%以上が2020年までになくなるとのこと。
2. クラウドプロバイダーの優劣が明らかに
2016年にはそろそろ市場に残れるほどの規模かどうかがはっきりし始める。
3. ビッグデータはさらに巨大に
ビッグデータの時代はまだ始まったばかりであり、まだそれは1%も分析されたり実際に活かされていない。
4. あらゆる企業はソフトウェア企業になる
ITは「その企業がどうビジネスをしていくのか」という責任と遂行の核心を担うことになる。
5. 開発者は希少なコモディティとなる
企業をデジタルエンタープライズなものにするためのアプリケーションの実装は開発者によって行われるが、そのアプリケーションは従来のエンタープライズアプリケーションとは異なる言語、異なるフレームワーク、異なるデータベースで実装されるだろう。そのためにはこれまでの開発者とは異なるスキルが求められ、そうした開発者は希少な存在である。
クラウド移行の障壁は消え、コンテナがメインストリームに
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