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2016年07月21日

コマツ、鉱山機械の米ジョイ・グローバルを買収 IoT事業を強化

コマツは21日、米子会社コマツアメリカを通じて、露天掘りおよび坑内掘り向け鉱山機械の製造・販売・サービスを行うJoy Global(以下、ジョイ・グローバル社)を28億9,100万ドル(約3,036億円)で買収すると発表した。今後、ジョイ・グローバル社の株主総会における承認、関連する国において必要となる承認取得を経た上で、2017年半ばをメドに買収を完了する。

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ジョイ・グローバル社の建機

 ジョイ・グローバル社は鉱山機械事業で100年以上の歴史を持つ老舗企業。コマツがこれまで保有していなかった超大型の露天掘り向け鉱山機械および坑内掘り向け鉱山機械の製造・販売・サービスを手がけており、年間売上高31億7200万米ドル(約3,330億円)。

 コマツの鉱山機械事業は、1921年の創立時から始まり、現在は事業規模で約4,500億円にまで成長したが、これまで事業の対象は、鉱山における2つの採掘手法(露天掘り、坑内掘り)のうち露天掘り向けのみに留まり、その中でも一定の大きさを超える超大型の露天掘り向け積み込み機械はカバーしていなかった。

 現在、新興国の成長鈍化や資源価格低迷の影響を受け、鉱山機械の需要は大きく落ち込んでいるが、コマツでは世界の人口増および都市化率の上昇を背景に長期では増加し、採掘手法については、経済合理性の点から露天掘りの機械の大型化と、坑内掘りのニーズがさらに高まっていくとみているという。

 今回、ジョイ・グローバル社の買収により、コマツが保有していない超大型の露天掘り向け鉱山機械および坑内掘り向け鉱山機械などを新たに製品ラインナップに加えるとともに、両社の直接販売・直接サービス体制を統合し強化するという。

 さらに、品質と信頼性を重視するコマツとジョイ・グローバル社のモノ作り技術を融合させるだけでなく、両社の強みである「IoT(Internet of Things)」を活かし、露天掘りおよび坑内掘り向け鉱山機械をコマツの鉱山管理システム上でつなげ、機械の稼働最適化、遠隔操作、無人化を進めることで、鉱山現場の安全および生産性の大幅な向上に貢献するという。

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