- 2024/05/16 掲載
ディズニー、従来型テレビネットワーク向け投資大幅削減へ=CEO
[15日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は15日、消費者の動画配信サービスへの移行を促すため、従来のテレビネットワーク向け番組制作向け投資を大幅に削減する方針を明らかにした。モフェットネーサンソンがニューヨークで開催したメディア関連会議での発言。
アイガー氏は、ABCのような従来型のテレビチャンネルは依然として重要なマーケティングツールとして機能しており、ディズニーの動画配信プラットフォームで番組を視聴しない年配の視聴者をつかんでいると指摘。それでも同氏は「従来のネットワーク向けコンテンツへの投資をかなり劇的に減らすこと」を目指すと強調した。
ディズニーのテーマパーク事業についてアイガー氏は「かなりの間2桁の増収が続いており、それは驚くべきことだが、われわれは将来にわたって2桁の収益成長を続けることは必ずしも達成可能ではないとの点で現実的でもある」と述べ、継続的な成長を見込んでいるが、将来的にはここ数年のような成長率にはならないとの見方を示した。
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