- 2006/06/26 掲載
Winnyの遮断が可能な、企業ネットワーク向け情報漏えい対策ソフト
NECシステムテクノロジーは、情報漏えい対策ソフトウェア「RTGuardian」(アールティガーディアン)において、Winnyをはじめ日本での利用が拡大するピアツーピアアプリケーション(以下P2P)等への対応を強化・拡大した最新版を本日より販売開始した。
RTGuardian最新版では、脅威となる多くのP2Pソフトウェアを対象とするとともに、Winnyなど日本独自のソフトウェアにも対応している。今回のバージョンアップで拡大、強化されたソフトウェアを含め対象は以下のとおり。
・Winny
・WinMX
・PacketiX(旧名称SoftEther)
・GoToMyPC
・Tor
・FastTrack : FastTrack,Kazaa,KazaaLite等
・Gnutella : LimeWire, BearShare, Gnutella, iMesh 等
・MFTP : eDonkey, eMule 等
・Skype : Skype(VoIP) 等
※上記のほか、情報盗聴などの脅威となるインスタントメッセンジャー(IM)についても、従来のAOL、Yahoo!、マイクロソフト社の提供するソフトウェアに加え、以下を対象として拡大・強化を図っている。
American Idol、Jabber、QQ Messenger
また、対象となるソフトウェアに対し、インターネットとイントラネット間の出入り口を通るパケットを監視することによって、Winnyなど通信を遮断するソフトウェアの指定とその遮断が可能となる。ネットワークアドレス単位で例外的許可を与えることもできる。監視対象とするソフトウェアの通信を検知し、利用者に警告する機能も搭載している。
最新版「RTGuardian」の価格は240万からとなっており、すでに保守契約を締結している顧客には無償にてバージョンアップされる。
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