- 会員限定
- 2024/02/20 掲載
ひろゆき直伝「メンブレ回避術」、ストレスと決別できる「7つの習慣」とは
本名・西村博之。1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。 在学中に、アメリカのアーカンソー州に留学。1999年にインターネットの匿名 掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締 役、有限会社未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案や サービス運営、プログラマーとしても活躍する。2005年に株式会社ニワンゴ取 締役管理人に就任。2006年、「ニコニコ動画」を開始し、大反響を呼ぶ。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。 主な著書に『論破力』(朝日新聞出版)、『無敵の思考』『働き方完全無双』(大和 書房)、堀江貴文氏との共著『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね』(集 英社)などがある。
ひろゆき流「自分トリセツ」とは
たとえば、他人にいきなり足を踏まれてイラっとしたとしましょう。その後、「ちゃんと文句を言えばよかった」とか、「もっと周りに気をつけて、踏まれそうになったら相手を注意すればよかった」とか、いろいろ後悔するかもしれません。
であれば、あらかじめ自分の対処法を用意しておけばいい。「足を踏まれたら、踏み返す」とか、自分が納得できることをルール化しておくんですね。べつにこのルールは何でもかまいません。そして大事なのは、ルール通りに行動できなかった場合でも、「自分を正当化する」と決めておくこと。
現実には、自分があらかじめ想定していたのとは違う状況がいくらでも起こる可能性があります。「足を踏み返す」つもりでも、相手がその筋の人だったらその手段は取れませんよね。その場合、「踏み返す」というルールを実行しなかった自分が正しいと納得すればいいんです。
「そういうものだ」と思うことが重要?
結局のところ、「イヤなこと」というのは、自分の思い通りにいかなくてストレスを感じるということです。それならば、「自分の思い通りになること」と、「自分の思い通りにならないこと」を、切り分けておけばいい。「自分の思い通りになること」は、「前もって対応策を決めておけること」でもあります。雨にぬれるのがイヤなら、いつも傘を持って出かければいい。傘を持つという行動はあなたが自分の意思で選択できますし、雨にぬれた時のためにハンカチを持ち歩いてもいいでしょう。
思い通りになる部分に関して、やるべきことをやったのであれば、それ以外のことはどうしようもないとあきらめてしまいましょう。
自然現象にかぎらず、人間関係に関してもそんなに思い通りになるものではありません。「自分で何とかできる」と思い込んでいるから、それができなかった時に「何とかしなきゃ」と苦しくなる。
犬にかまれることだってあるし、バカな人とつき合わなければならないこともある。そういうものだと思っていれば、人生、意外とラクですよ。 【次ページ】ストレスと決別する「7つの習慣」
関連タグ
PR
PR
PR