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  • 2011/12/07 掲載

緊急提言:情報システム部門のグローバル人材育成と風土改革を実現する、新しい週報の使い方<前編>

グローバル人材の育成方法とは?

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現在、情報システム部門は、ビジネスのグローバル化に対応し、またグローバルITマネジメントを充実させるために、グローバル人材の早期育成を求められている。また、クラウドなどの環境変化の中で、部門の付加価値を更に向上させるために、ビジネス側と対等に渡り合う、言われる前に提案するといった風土改革が求められている。

アクト・コンサルティング 取締役 経営コンサルタント 野間 彰

アクト・コンサルティング 取締役 経営コンサルタント 野間 彰

アクト・コンサルティング 取締役
経営コンサルタント

大手コンサルティング会社を経て、現職。
製造業、情報サービス業などの、事業戦略、IT戦略、新規事業開発、業務革新、人材育成に関わるコンサルティングを行っている。
公益財団法人 大隅基礎科学創成財団 理事。
関連著書『正しい質問』アマゾン、『イノベーションのリアル』ビジネス+IT、『ダイレクト・コミュニケーションで知的生産性を飛躍的に向上させる 研究開発革新』日刊工業新聞、等

アクト・コンサルティング
Webサイト: http://www.act-consulting.co.jp

 これらを実現するには、部員に対して、目指すべき方向を明快に指し示し、実践の機会を与え、行動させ、結果をフィードバックすることが必要だ。また、彼らが行動によって得た知見を見える化し、部内で共有して組織力を強化すると共に、健全な競争心を醸成することも重要だ。そして、部門長としてこれらの状況をウォッチし、必要な指導を進めることが必要である。しかもこれらを、離れた場所(海外現地法人やユーザー部門など)にいる部下に対して行わなければならない。

 そのためには、「仕組み」が必要となる。

 特に今後は、部員のグローバルな活躍の場が急速に広がっていく。そこで、部員達が世界中で気付きを得、新たに生み出す知見は、相当数に上る。今は、組織的な人材育成のチャンスなのだ。そこでこの仕組みは、早期に確立することが重要である。

 情報システム部門で、「週報」を活用しているところは多いだろう。この週報で、実行、気付き、知見の3要素を報告させることで、世界中にアサインされた部員をグローバル人材として早期に育成し、あるいは、国内のユーザー部門や事業会社で働く部員に対して、風土改革を加速することができる。当社では、このような週報をAction&Awareness週報(AA週報)と呼んでいる。AA週報は、メールや社内SNS等によって実現することができる。

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