「ニッポンの店大賞2015」は全国26万人以上の消費者が小売業・飲食業の店舗/施設の魅力度を評価した「ストア戦略サーベイ2015」の調査結果をもとに、学習院大学経済学部経営学科教授の上田隆穂氏、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授の宮副謙司氏、日本経済新聞社編集局経済解説部編集委員兼論説委員の石鍋仁美氏の3氏で構成する審査委員会によって選ばれた企業。

　表彰ブランドと高評価のポイントは以下の通り。

セブン-イレブン＝革新、たゆまず
無印良品＝日本の価値観、海外にも
カルディコーヒーファーム＝わくわく、新発見
KURA CHIKA（吉田カバン/PORTER）＝本物へのこだわり
ABC-MART＝フレンドリーなおもてなし
アルビオン＝空間コミュニティを創造

　ニッポンの店大賞2015は、日経リサーチが自主調査として2015年1～2月に実施した「ストア戦略サーベイ2015」（調査対象360ブランド、回答者数268,397人）で、「来店意向」や「時間消費プレミアム（そこで過ごす時間が特別だと思う）」、「購入・利用意向」、「推奨意向」の4項目で構成する「場力（ばぢから）PQ」を算出。同時に、「売場作り」や「接客サービス」、「信頼性」などをブランドごとに指数化し、受賞候補を抽出。学識経験者やジャーナリストで構成する審査委員会で受賞ブランドを決定した。

　なお、「ストア戦略サーベイ」の場力PQでは以下のようなランキングになっていた。

順位	前回	ブランド名	スコア
1	3	セブン-イレブン	791
2	2	ザ・ダイソー	783
3	1	モスバーガー	781
4	3	スターバックスコーヒー	763
5	6	無印良品	755
6	8	イオン	741
6	5	東急ハンズ	741
8	7	IKEA	739
8	9	GODIVA	739
10	12	ローソン	732