出演は、染谷将太さん、長澤まさみさん、伊藤英明さん、優香さんなど豪華出演陣であるだけではなく、あの「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖さんが監督です。

　大学受験に失敗した主人公が、林業研修生として、中山間地に来る物語で、その主人公がたくましく成長していく姿と、最初は主人公をよそ者扱いしていた地域の人たちが次第に打ち解け、村が一体になっていく姿が描かれています。若者の成長と地域の成長が見事に描かれていて、とっても日本中の中山間地や里山が勇気をもらえる映画です。

　この映画の上映に合わせまして、撮影現場となった美杉町で「津市森林・木材利用促進フェア！」を8月31日までの毎週土・日曜、祝日に開催しています。映画で課題となっている林業を通じて、森林の実情や森林が果たしている多面的機能の紹介、木材・木造建築や木製品等を広く知っていただく場となっています。

　フェア期間中は展示施設「WOOD JOB！神去なあなあ日常記念館」が開館。自然にふれあったり、木材の癒し効果などを感じていただけるような催しも開催されますので是非お立ち寄りください。

　では、映画の舞台、三重県から話題のビジネス情報をお届けしたいと思います。

三重県ビジネスカタログNO.082　ロンドンミッションに行ってきました

　安倍総理の呼びかけで、三重県、広島県、福岡市、神戸市の4自治体が、総理訪英に合わせ、ロンドンでJETRO主催の対日投資セミナーでプレゼンを行いました。セミナーにはイギリスの企業の方々など約150名が来られていました。

　他の自治体が大都市ばかりでしたので、とにかく知名度アップをと思い、差別化を図ったプレゼンを心がけました。伊勢神宮や忍者などにとても関心が集まり、伝統など日本文化のクオリティの高いものに対する関心の高さを感じ、今後に向けた手応えを感じることができました。

　また、投資制度の三重県が日本初で導入した投資制度「マイレージ制度」や日経新聞系シンクタンクによる予測で2025年までに三重県が最も成長するという今後の可能性などにも関心が高く、具体的な商談につながるような話もいただきました。


　夜は総理ご夫妻とフォーマルな晩餐会に出席しました。ギルドホールと言われる、ロンドンで最も由緒正しい場所で、ロンドンと日本の各界関係者400名集まっての晩餐会。総理がスピーチされましたが、とても好意的なものでした。