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  • 2025/06/05 掲載

狙われるAPI、2社中1社が「月イチ」で被害に…企業が見落としがちな「ある弱点」とは

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APIは、現代のインターネット社会を支える重要なインターフェースである一方、セキュリティ上のリスクも年々増加している。APIはデータを操作するためのエンドポイントであることが多く、ときに強力な権限を持っているため、攻撃者にとっては「格好の標的」であり、実際にAPIを経由した情報漏えいや攻撃が増加している。また、「シャドーAPI」や「ゾンビAPI」といった新たなリスク要因も発生している。被害が拡大している現状で、企業はどのような対策を講じるべきか。最新の市場動向や実例を踏まえながら、APIセキュリティの課題と解決策についてみていこう。
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約半数の企業が月に1回はAPIセキュリティインシデントに遭遇しているという調査結果が…
(Photo:Shutterstock.com)

APIセキュリティリスクの現状

 インターネット社会において、システム間の連携やデータ共有を支える技術のAPI。金融業界をはじめ、多くの分野でその利便性が高く評価されているが、その一方で、セキュリティリスクが急速に高まっている。ここ5年間でも、世界中で発生しているAPIに関連するセキュリティインシデントでは、流出した情報量や被害額が増加傾向にあり、その影響は私たちの日常生活にも及んでいる。こうした状況下で、APIセキュリティの重要性がかつてないほど高まっている。

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API がセキュリティ上重要である理由

 APIが特別なセキュリティ対策を必要とする理由は、その構造的な特徴にある。APIは、データの読み書きや更新、削除といった操作を「直接的」に行うため、高度な権限を持っている。そのため、一度脆弱性が発見されると、攻撃者は容易にデータへアクセスできる状況が生まれる。

 また、旧来型のWebアプリケーションでは、データ侵害を行うまでに複数の障壁を乗り越える必要があったが、APIの場合、そのエンドポイント自体が攻撃対象となることで被害が拡大しやすいことが特徴だ。

 こうした課題を解決するためには、「API専用のセキュリティ戦略」を構築し、その監視体制を強化することが欠かせない。では、具体的にどのようなセキュリティ対策が求められるのか見ていこう。

この記事の続き >>

  • ・統計からみるAPIの実情と課題「ほぼ半数が毎月APIインシデントに対応」
    ・APIセキュリティを考える際に必要な3要素、特に重要なのは…
    ・APIセキュリティ対策でまず始めるべきこと

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