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- 2026/10/23 20:14 掲載
岩井コスモ証券、委託先への不正アクセスで4,975人の情報漏えい 7口座で不正売買も
新たな不正アクセスや漏えいが起きたわけではなく、第1報の不正アクセスの際に生じていたものを再調査で把握したと説明している。
漏えいしたのは氏名やメールアドレスなど。取引暗証番号は含まれておらず、これらの情報だけでは証券口座へのログインや取引はできないとしている。新たに対象となった顧客には、ログイン後のお知らせ画面とメールで個別に連絡した。
あわせて同社は、不正アクセスがあった14日に売買管理システムへの攻撃も発生し、7口座で顧客の意図しない売買注文が発注され、うち5口座で約定したことを明らかにした。対象の顧客には14日のうちに個別に連絡し、すでに取引前の状態に戻す措置を完了していて、顧客の負担は生じていないという。この不正取引は、漏えいした個人情報が利用されたものではないと説明している。
第1報の時点では同様の被害を防ぐ対策を段階的に進めている途中で、手口につながる情報の公表を控えていた。所要の対策を講じて確認を終えたため、今回あわせて公表したとしている。
不正アクセスの原因となった箇所の特定と修正は完了した。トレードワークスは、管理機能へのアクセス制限や、不正な通信を遮断する仕組みの強化、ログインの異常を即時に検知する仕組みの追加、定時の点検と異常時の即時対応を含む監視体制の強化を実施した。強化後、新たな情報の漏えいは確認されていない。
同社によると、トレードワークスが他の金融機関に提供しているシステムも点検され、同様の不正アクセスは確認されていないという。インターネット取引システムは安定して稼働しており、通常どおり取引できる。
問い合わせ窓口は、岩井コスモ証券お客様相談室(電話0120-405-546、平日9時~17時)。
では、この攻撃をめぐって同社が21日に示した説明は、どこまで確かなのか。背景には、23日の会見で会長が口にした見方と、通常のログインを多重の認証で守っていたとされるシステムが破られた構図がある。
・21日の同社の説明に、23日の会見で会長が付けた但し書き
・通常の認証が守られていたのに起きた、管理機能の設定不備とは
・「システム会社の分野だ」会長の釈明が突く委託先管理の責任
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