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早大・速水氏が解説、AI設計で注目の「3つの領域」、「効率化だけ」ではNGと言えるワケ
生成AIやAIエージェントの普及を受け、製造業でも設計業務へのAI活用が本格化しつつある。しかし、その目的を「工数削減」や「人件費削減」に置くだけでは、AIの可能性を狭めかねないと早稲田大学の速水悟氏は話す。設計業務の本質を損なわず、効果的なAI活用を実現することで、企業には何がもたらされるのか。そして、その実現に向けてどのような道筋を描けばよいのか。速水氏が解説する。「効率化」だけではない、AI設計が生み出す“真の価値”
こうした状況の中、日本の製造業では変化のスピードに仕事の進め方が追いつかず、とりわけ設計業務では「スピードと品質の両立」が課題になっていると話すのは、早稲田大学 知覚情報システム研究所 招聘研究員の速水悟氏だ。
この課題への解決策として考えられるのは、社会で急速に普及しているAIの存在だろう。
ただし、速水氏はAI活用の目的設定そのものに注意を促す。
AIソリューションでは、作業時間や人件費の削減が効果として前面に出ることが少なくない。もちろん効率化を否定するわけではない。問題は、それを設計部門におけるAI活用の主目的にしてしまうことだという。
「設計は、企業にとって価値を生み出す源泉です。しかも、設計者は非常に深い領域知識を持っています。ですから、AI活用を単なる時間削減や人件費削減として捉えるのではなく、そうした専門家の活動をどう支援し、より大きな価値を生み出すかという課題設定に変えるべきだと思います」(速水氏)
設計者が扱うのは、図面や仕様書に書かれた情報だけではない。長年の経験から身につけた判断や、過去の試行錯誤から得たノウハウなど、簡単には言語化できない知識も含まれる。速水氏がAIとの相性に注目するのは、まさにこの領域だ。では、AIは設計者の知識をどのように生かし、組織の競争力へと変えていけるのだろうか。
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・なぜ「暗黙知」が超重要なのか
・設計業務におけるAI活用「3つの領域」
・自社の現在地を書くにする「4つのレベル」
・AIを「ただ買う」だけではダメなワケ
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