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- 2026/10/22 00:26 掲載
ふくおかFG、日本IBMとAIパートナーシップ契約 AIエージェントの構築・実装を進める
同日公表したニュースリリースによると、FFGと日本IBMは2022年11月から、DX戦略の推進に向けた戦略的パートナーシップを結んでいる。個人バンキングアプリや法人ポータルの構築、内製開発の支援などで協業してきた。今回は、生成AIの急速な進化を踏まえ、これまでの提携を強化する形で新たに契約を結んだ。
FFGは日本IBMのAIに関する専門知見と、基幹系システムに関するナレッジを活用し、AIエージェントの構築と実装を進める。中心は次の3点。
1つ目は、人とAIが最適に組み合わされた営業モデルへの転換。法人・個人営業の領域で、AIエージェントの構築や顧客向けAIエージェントの実装を進める。
2つ目は、AIエージェント構築に向けた全社最適なシステムアーキテクチャーの構築。AIのアーキテクチャーと、ガードレールなどのガバナンス機能を構想し、実装する。
3つ目は、AI駆動開発による基幹系システムのモダナイゼーションに向けた検証。エンタープライズ向けの開発支援パートナー「IBM Bob」など最新の技術を使い、実証実験に取り組む。
FFGが掲げる「AIファーストの組織変革」は、顧客接点からコーポレート、専門業務まで、銀行業務全体をAI前提で再設計するもの。法人営業、個人営業、コンタクトセンター、バックオフィス、本部企画業務、市場・リスク業務、システム開発・運用の7領域をコアユースケースに据え、ガバナンスやAI基盤、データ、人財といった共通のケイパビリティも一体で強化する。
顧客向けの「AIコンシェルジュ」と行員向けの「AIバディ」の実装も、その柱となる。資料の利用イメージでは、AIコンシェルジュが法人顧客の資金繰りの相談に応じて資金ショートの見込みを指摘し、借入額と期間を提案する。AIバディは、行員の問いに訪問履歴を答え、類似案件の協議書を共有する。
FFGは今後も、生成AIをはじめとする最先端の技術やノウハウを持つ外部パートナーとのアライアンスを通じ、新たな価値の創出に取り組むとしている。
では、なぜFFGは日本IBMと新たにAI契約を結びながら、OpenAIなど複数のパートナーも手放さないのか。背景には、20年超に及ぶ日本IBMとの関係と、ほかの金融機関で相次ぐ同様の提携がある。
・2002年から続く日本IBMとの関係、運用からAIへの変遷
・OpenAIやエクサウィザーズとも組む「併用」の中身
・琉球銀行、三菱UFJ銀行、宮崎銀行…日本IBMの金融AI案件の並び
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