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  • 2025/12/09 掲載

Excel依存8割超…ランサムで「給与停止・黒字倒産」も…弱すぎる財務部門が今すべき策

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ランサムウェア攻撃が止まらない。どんなに対策をしても100%防ぐことが困難だとしたら、攻撃を受けたときに備えて、被害を最小限に抑える対策をする必要がある。その基本は、最も重要な部分に最も手厚く対策することだ。ここでは、企業にとって“最も重要な部分”である「財務基盤」を、ランサムウェアから確実に守る対策について解説する。
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財務基盤をランサムウェアから確実に守るには?
(Photo:Shutterstock.com)

最悪なら「黒字倒産」も…脆弱な日本の財務・経理部門

 ランサムウェアの被害が深刻だ。英国、フランス、日本、米国の4カ国・約1000名のCFOおよび財務の意思決定者を対象に調査したレポートによると、最大の懸念は「セキュリティ」と「プライバシー」だった。その懸念の多くが、ランサムウェアに起因していることは間違いない。

 特にその脅威を強く認識すべきなのが、企業の“血液”である資金を扱う「財務・経理部門」だ。万が一、そこがランサムウェアの被害を受けたら、給与や取引先への支払いがストップし、社会的な信用は失墜する。最悪の場合、黒字倒産もあり得るだろう。

 ところが悪いことに、日本企業の財務・経理部門はランサムウェア攻撃に脆弱だ。その一因となっているのが、Excelに頼った資金管理である。実際にある製造業の企業では、ランサムウェア攻撃を受けて資金管理用のExcelファイルが暗号化された。その結果、数週間にわたって手書きの小切手と電話での銀行取引を余儀なくされ、復旧コストと機会損失で数億円規模の被害が出たという。

 だからこそ、財務・経理部門は他部門よりもレベルの高い対策が求められる。しかし現実には、その多くが「Excelに頼った業務」という“脆弱性”を抱えているのである。

この記事の続き >>

  • ・日本企業は「Excel依存」が8~9割

    ・脱Excelで効率化&セキュリティの強化、「一石二鳥」の方法とは

    ・世界の金融機関が認める「セキュリティレベル」を簡単に構築

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