提供企業コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2025/06/06 掲載

製造業のDXが“本当に進む”現場・全社・共創の3ステップとは

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
製造業のDXが“本当に進む”現場・全社・共創の3ステップとは

製造業の現場では、データ活用やスマートファクトリーといったキーワードが飛び交うものの、思うように変革が進んでいない企業も少なくない。技術やツールは揃っているが、なぜ成果に結びつかないのか──。その背景には、現場主導の限界や、部門間の連携不足、そして全社戦略の欠如がある。こうした問題を解決へと導くのが、現場・全社・共創という3つのステップを軸にした製造業のデータドリブン変革だ。本記事では、データ利活用によって製造業の未来を切り拓くためのアプローチを、アビームコンサルティング 執行役員 プリンシパル 未来価値創造戦略ユニット長の橘 知志氏が具体的に紐解いていく。

製造業を取り巻く変化と、進まぬデータ活用の実態

 世界情勢の不安定化や地政学リスク、サプライチェーンの再編、そして脱炭素や労働力不足への対応など、製造業を取り巻く環境は目まぐるしく変化している。企業にとっては、既存の収益モデルや業務プロセスを見直し、新たな価値創造へと舵を切ることが強く求められている。

 特に注目されるのが、データを起点とした「データドリブン経営」や「産業・企業間でのデータ連携」などの取り組みだ。グローバルではAIやロボティクスと連携した先進的な事例が続々と登場しているだけでなく、産業・企業間でのデータ連携の取り組みでは、欧州で「GAIA-X」や「Manufacturing-X」、国内でも「DATA-EX」や経済産業省が主導する「ウラノス・エコシステム」などの枠組み作りが進められている。

 「しかしながら、こうした変革の動きは、依然として一部の企業にとどまっています」と橘氏は指摘する。

「多くの企業にとっては『規制』や『取引先からの圧力』のために対応を検討しているにすぎず、全社を巻き込んだ戦略的な変革には至っていないのが実情です」(橘氏)

 では、製造業が真にデータドリブンな経営・現場へと進化するには、何を起点に、どこから着手すれば良いのか。本記事では、その現実解として、「1. 現場のデータ利活用」「2. 全社型のデータ利活用」「3. 共創型ビジネス」の3つのステップによるアプローチを紐解いていく。

この記事の続き >>

  • ・部分最適に陥らないために──現場の「データ活用」定着の工夫とは?
    ・サイロ化を防げ! 全社型データドリブン経営を進めるために必要な視点
    ・なぜ「二社間の実証止まり」で終わるのか?共創型ビジネスの壁と突破口
    ・小さな現場改善が、産業の未来を動かす起点になる理由とは?

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。

すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

提供企業一覧

  • New Relic株式会社
  • 、 フォーティネットジャパン合同会社
  • 、 株式会社スタディスト
  • 、 インフォアジャパン株式会社
  • 、 株式会社AIoTクラウド
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます