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製造業の現場では、データ活用やスマートファクトリーといったキーワードが飛び交うものの、思うように変革が進んでいない企業も少なくない。技術やツールは揃っているが、なぜ成果に結びつかないのか──。その背景には、現場主導の限界や、部門間の連携不足、そして全社戦略の欠如がある。こうした問題を解決へと導くのが、現場・全社・共創という3つのステップを軸にした製造業のデータドリブン変革だ。本記事では、データ利活用によって製造業の未来を切り拓くためのアプローチを、アビームコンサルティング 執行役員 プリンシパル 未来価値創造戦略ユニット長の橘 知志氏が具体的に紐解いていく。
製造業を取り巻く変化と、進まぬデータ活用の実態
特に注目されるのが、データを起点とした「データドリブン経営」や「産業・企業間でのデータ連携」などの取り組みだ。グローバルではAIやロボティクスと連携した先進的な事例が続々と登場しているだけでなく、産業・企業間でのデータ連携の取り組みでは、欧州で「GAIA-X」や「Manufacturing-X」、国内でも「DATA-EX」や経済産業省が主導する「ウラノス・エコシステム」などの枠組み作りが進められている。
「しかしながら、こうした変革の動きは、依然として一部の企業にとどまっています」と橘氏は指摘する。
「多くの企業にとっては『規制』や『取引先からの圧力』のために対応を検討しているにすぎず、全社を巻き込んだ戦略的な変革には至っていないのが実情です」(橘氏)
では、製造業が真にデータドリブンな経営・現場へと進化するには、何を起点に、どこから着手すれば良いのか。本記事では、その現実解として、「1. 現場のデータ利活用」「2. 全社型のデータ利活用」「3. 共創型ビジネス」の3つのステップによるアプローチを紐解いていく。
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・部分最適に陥らないために──現場の「データ活用」定着の工夫とは?
・サイロ化を防げ! 全社型データドリブン経営を進めるために必要な視点
・なぜ「二社間の実証止まり」で終わるのか?共創型ビジネスの壁と突破口
・小さな現場改善が、産業の未来を動かす起点になる理由とは?
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