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  • 2025/08/07 掲載

一般企業とここまで違う「製造業のサイバー対策」、OTセキュリティ「6つの対策」とは

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企業を超えてサプライチェーンが拡大する現在、工場などで物理的な装置を制御するOT(Operation Technology)セキュリティの重要性が高まっている。OTセキュリティでは、その特性上「何を、どこまでやればいいのか」という課題に悩まされるケースが多い。通常のITセキュリティとのどんな違いに留意してセキュリティ対策を講じればよいのか。現実的かつ実績ある「6つのセキュリティ対策」をご紹介する。
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OTセキュリティで有効な手法とは
(Photo/Shutterstock.com)

製造業「最悪の事態」を防ぐOTセキュリティの重要性

 デジタルとネットワークの急速な進化は、製造業の世界にも「つながる社会」を実現させた。今や工場の機器やシステム、あるいは拠点や企業同士が、物理的な場所や地域を超えて密接に連携し、サプライチェーン全体が企業の枠を超えて拡大しつつある。

 その一方で、侵入経路の多様化が進み、サイバー攻撃の存在もその脅威を増大させている。企業はもはや自社単独の対策で守り切ることは難しく、サプライチェーンでつながる企業すべてが取り組むべきテーマとなった。OTにおけるサイバーセキュリティへの対処は、今や製造現場を持つビジネスへの、第一の参加要件と言っても過言ではないだろう。

 さらにもう1つ、OTセキュリティには対策を急ぐべき理由がある。それは「サイバー攻撃によって、物理的に甚大な被害が発生する可能性がある」ということだ。

 たとえば2022年6月、イラン南西部のフーゼスターン製鉄所を標的としたサイバー攻撃では、連続鋳造設備の窯の位置がずらされ、1200℃を超える溶鋼が窯からあふれ出た。迅速な消火活動で幸い人的被害はなかったが、一歩間違えば従業員を巻き込む極めて危機的な状況だったという。

 このようにOT領域では、IT領域ではあり得ない事態が起こり得る。OTセキュリティ対策には、物理的被害を含む最大のリスクを想定して、取り組む必要があるのだ。

 では、適切なOTセキュリティ対策を講じるためには、具体的にどんな手法が有効なのだろうか。製造現場特有のセキュリティ課題を整理しつつ、必須となる「6つの対策」について詳しく解説する。

この記事の続き >>

  • ・「製造現場に特有」のセキュリティ課題とは
    ・OTセキュリティ導入に必須「6つの対策」
    ・企業の「8割」が未実施の「あのセキュリティ対策」

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