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- 2026/11/04 10:00 掲載
ブロック、調整後営業利益が92%増で通期見通しを上方修正 Cash Appは月間6,000万に
同社は、粗利、調整後営業利益、調整後の1株当たり利益の成長率がいずれも自社の見通しを上回ったと、株主向けレターで説明している。
調整後営業利益は9億2,300万ドルで、前年同期比92%増。粗利に対する比率(マージン)は29%だった。調整後の希薄化後1株当たり利益は1.13ドルで、109%増となった。
会計基準(GAAP)ベースの営業利益は4億2,800万ドル(マージン13%)で5%増、希薄化後の1株当たり純利益は0.92ドルで24%増だった。
事業別では、個人向け決済・金融アプリ「Cash App」の粗利が20億7,000万ドルで27%増、加盟店向け決済「Square」の粗利が11億6,000万ドルで14%増となった。
Squareの総決済額(GPV)の成長率は14%に加速し、2023年1~3月期以来の高い伸びになったという。独立系販売会社(ISO)のパートナー経由で加わった新規加盟店の数は、前期比で90%増えた。
Cash Appの月間取引アクティブ(顧客)は、9月に6,000万に達した。9月時点の年換算の粗利は80億ドルを超え、年換算の貸出実行額は750億ドルを超えたとしている。
9月には給与計算サービスのワークデイとの提携で、対象の従業員が入社時の手続きで給与の振込先にCash Appを選べるようにした。8月に一般提供を始めた「Cash App Tags」では、注文した顧客の5人に1人が、新規または再びCash App Cardを使い始めた顧客だったという。
同社は通期の見通しも引き上げた。2026年通期の粗利は126億2,600万ドル(前年比22%増)、調整後営業利益は35億1,900万ドル(同69%増、マージン28%)を見込む。
AI関連では、10月にSquare向けのAI製品「Squaremates」を米国で一般提供し、次世代の自動注文端末「Square Kiosk」も発売した。2026年1~9月にSquareが出した新機能は180を超え、2024年と2025年の合計より多いとしている。
では、ブロックは当初計画を大きく超えた利益を、2027年にどこまで積み上げようとしているのか。背景には、同社が株主に示した旧計画との意外なずれと、まだ伸びしろを残す顧客基盤、そして初のAI収益の時期がある。
・2026年の利益見通しが、旧計画の「1年先」に並んだ意味
・2027年の粗利・利益・マージン、暫定見通しの全貌
・Cash Appに残る巨大な伸びしろと、初のAI収益が出る時期
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