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- 2026/02/26 掲載
急増中のクレカ不正利用が…突如減少?義務化された「ある本人認証」が効果抜群なワケ
ネットニュース編集部で編集者兼記者、デスクを経て2005年6月から独立して現在に至る。専門はモバイル、決済、デジカメ、セキュリティなど。発表会取材、インタビュー取材、海外取材、製品レビューまで幅広く手がける。
クレジットカード不正被害の歴史
クレジットカードの不正利用被害の歴史は古い。一般的に世界初のクレジットカードは、1950年にダイナースクラブが発行したとされる。しかし、それ以前の1930年代から米国では、いわゆるハウスカードが存在しており、1950年頃にはすでに不正利用が広がり始めていたと言われている。1970年代に入ると偽造カードによる被害も増加し、1982年にはその額は2億6,500万ドルに達していた。米国で1984年にクレジットカード詐欺法(Credit Card Fraud Act of 1984)が成立したのも、こうした被害拡大が背景にあった。
米国以外の国々でも被害は拡大し、1995年にはVisaとMastercardだけで被害額が12億ドルに達したという報告もある。ただ、この段階では、日本の被害規模はまだ比較的小さかったようだ。
日本においては、1974(昭和49)年頃からキャッシュカードの偽造犯罪などが増えていたようだが、1977年頃の文献では、「警察庁によると(クレジット)カード犯罪はまだ統計に載らないぐらいの少なさ」と記述され、同時期の米国に比べると被害は少なかったとされる。
警察庁の警察白書において、キャッシュカードを使ったCD機(現金自動支払機)に関する犯罪に言及されたのは1980(昭和55)年。そしてクレジットカード犯罪が初めて取り上げられたのは1983(昭和58)年だった。
1975(昭和50)年には600件台、2,100万円程度であった検挙件数と被害額は、1982(昭和57)年には検挙件数で約10倍の6242件、被害額も3億4,618万円まで拡大したことが、白書で取り上げられた理由だ。
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