- 会員限定
- 2026/10/22 13:45 掲載
三菱電機、産業機器そのものにOTセキュリティを搭載へ ノゾミの技術を拡張し開発
三菱電機は2025年9月に、ノゾミの買収を発表していた。買収額は約1,290億円だった。
拡張するのは、悪意のあるエンドポイントを検知し防御するホスト型のセキュリティセンサー「Nozomi Arc」だ。この監視機能を産業機器上で動かし、USBモニタリング、マルウェアの検知・隔離・削除、ソフトウェア管理を機器自身が行えるようにする。機器や装置の製品セキュリティを高める狙いだ。
あわせて、ノゾミの資産可視化・脅威検知ソリューションと連携させる。個々の機器から工場などOT環境全体の状態や通信までを一元的に可視化し、異常や脅威を早い段階で見つけられるようにするという。
背景には、製造業や社会インフラでIoT化・DX化が進み、OTセキュリティの重要性が増していることがある。EUのサイバーレジリエンス法(CRA)など、製品のセキュリティ強化を求める法規制や規格への対応も欠かせなくなった。CRAは2024年に制定され、2026年9月から一部が義務化、2027年12月に全面適用される予定だ。
多様な設備が混在するOT環境では、機器単位での状態把握や異常検知が難しく、機器を起点としたサイバー脅威への対応が課題になっていたという。
同社は、ニュースリリースで、今後は自社のOT機器に順次搭載するとともに、他の産業機器・装置メーカーにも広く提供する方針を示した。10月26日から31日に東京ビッグサイトで開かれるJIMTOF2026には、搭載製品の第一弾を参考出展する。
では、三菱電機はなぜ巨額を投じたノゾミの技術を、機器そのものに埋め込む道を選んだのか。第2段落では、買収の前から続いていた両社の動きと、買収額の重みを映す数字を示す。
・ノゾミの技術は買収前から、三菱電機のPLCに載っていた
・売上1億ドル超の子会社に払った、約8.7倍の買収額
・10年で10倍へ、三菱電機が描くセキュリティ事業の絵
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
製造業セキュリティのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR