SBクリエイティブ株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2025/01/28 掲載
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
「DX銘柄2024」クレディセゾンの“こだわり”、総合職と開発職で「二人三脚」?

クレディセゾンは、デジタル技術を活用した金融DXを意欲的に進めている企業だ。その取り組みは外部からの評価も高く、「DX銘柄2024」「日本DX大賞 2024 BX部門優秀賞」などにも選ばれている。しかし、2019年の段階では、DXの取り組みが遅れていたという。DX推進のキーパーソンである、クレディセゾン取締役(兼)専務執行役員CDO(兼)CTOの小野和俊氏が、内製化やデジタル人材の知識融合、生成AI活用など、この5年間の歩みについて解説する。

クレディセゾンが金融DXにおいてこだわったポイントとは?

 2019年の段階では、クレディセゾンの金融DXはほとんど進んでいなかった。しかし、クレジットカード事業から多角化した総合的なノンバンク企業へと変革を進めている中で、金融DXは急務となっていた。当時の状況について、クレディセゾン取締役 兼 専務執行役員CDO 兼 CTOの小野 和俊氏に聞いた。

 小野氏がクレディセゾンに入社した2019年3月の段階では、同社のカード事業は百貨店やスーパーといった対面での消費によるシェア拡大に依存しており、デジタルシフトはそこまで注力していなかった。

 また、2008年に始まったクレジットカードの基幹システム更新プロジェクトも、当初は3年で完了予定が、実際には10年かかり、2018年にやっと完了したところだったという。

「その結果、デジタルシフトに大きく遅れている状況があったのです」(小野氏)

 小野氏は「まずは行動してみる」というアプローチ、内製開発チームをゼロから立ち上げていく「スモールスタート」をモットーに、社内で開発力を育成することに集中した。

「当時のクレディセゾンはシステム開発を外部ベンダーに依存しており、SIerとの協力が不可欠でした。しかし、すべてを外部に依存する体制では選択肢が限られてしまいます。そのため、内製開発することを決めて、DX推進の体制を整えていきました」(小野氏)

 ここからさらに詳しく、クレディセゾンのDXについて解説していく。

この記事の続き >>

  • ・スマホアプリの「完全内製化」を実現も、見えてきた「新たな課題」
    ・デジタル知識と業務知識の「融合」で、本当に必要とされるものを作れた
    ・安定性重視の「モード1」とスピード重視の「モード2」を並行
    ・クレディセゾンの「生成AI」の取り組み、内製開発で3つのツールを構築

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます