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クレディセゾンは、デジタル技術を活用した金融DXを意欲的に進めている企業だ。その取り組みは外部からの評価も高く、「DX銘柄2024」「日本DX大賞 2024 BX部門優秀賞」などにも選ばれている。しかし、2019年の段階では、DXの取り組みが遅れていたという。DX推進のキーパーソンである、クレディセゾン取締役(兼)専務執行役員CDO(兼)CTOの小野和俊氏が、内製化やデジタル人材の知識融合、生成AI活用など、この5年間の歩みについて解説する。
クレディセゾンが金融DXにおいてこだわったポイントとは?
小野氏がクレディセゾンに入社した2019年3月の段階では、同社のカード事業は百貨店やスーパーといった対面での消費によるシェア拡大に依存しており、デジタルシフトはそこまで注力していなかった。
また、2008年に始まったクレジットカードの基幹システム更新プロジェクトも、当初は3年で完了予定が、実際には10年かかり、2018年にやっと完了したところだったという。
「その結果、デジタルシフトに大きく遅れている状況があったのです」(小野氏)
小野氏は「まずは行動してみる」というアプローチ、内製開発チームをゼロから立ち上げていく「スモールスタート」をモットーに、社内で開発力を育成することに集中した。
「当時のクレディセゾンはシステム開発を外部ベンダーに依存しており、SIerとの協力が不可欠でした。しかし、すべてを外部に依存する体制では選択肢が限られてしまいます。そのため、内製開発することを決めて、DX推進の体制を整えていきました」(小野氏)
ここからさらに詳しく、クレディセゾンのDXについて解説していく。
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・スマホアプリの「完全内製化」を実現も、見えてきた「新たな課題」
・デジタル知識と業務知識の「融合」で、本当に必要とされるものを作れた
・安定性重視の「モード1」とスピード重視の「モード2」を並行
・クレディセゾンの「生成AI」の取り組み、内製開発で3つのツールを構築
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