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DX進展のために生成AIなどのテクノロジー活用が進み、AI基盤としてクラウドの利用がさらに進む一方で、「オンプレから移行したが、コストがあまり下がらなかった」など、運用面でさまざまな課題が指摘される。そこで、クラウドによるビジネス価値の最大化に向けた「FinOps」という考え方が注目されている。そこで「FinOps」の概要から実践的な導入アプローチに至るまで、日立製作所 Hitachi OSPO シニアクラウドアーキテクトの松沢敏志氏が解説する。
クラウド運用にまつわる「支出面」などの課題が顕在化
生成AI基盤としてのクラウドのさらなる成長が予想される中で、クラウドの特性である「アジリティ(敏捷性)」を高めるため、開発と運用が一体となったDevOpsの実践など、さまざまな変化が求められている。
多くの企業や政府がクラウドファーストを進めており、クラウド利用によって多くのメリットを享受する一方で、「クラウド支出の管理」をはじめとする多くの課題が顕在化しているのも事実だ。
すなわち、「安くなるからとオンプレミスから移行したものの、コストがあまり下がらなかった」「スモールスタートで始めたのに、気づいたら予算超過していた」「コストを削減したいが、何から始めればいいのかわからない」といった課題だ。
松沢氏は「ビジネス活動におけるクラウド利用の価値を最大化するには、ステークホルダー全員がそのとき、その組織にとって最善な施策を実施しているか、常に確信を持てる状態にしておくことが必要です」と指摘する。
では、こうした課題解決のアプローチについて、さらに詳しく見ていこう。
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・課題解決のアプローチとしての「FinOps」とは
・FinOps実践のための「FinOps Framework」のポイント
・小さくはじめ、反復ループを繰り返しながら取り組みを成熟させる
・FinOps推進を支援する制度やサービスもある
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