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  • 2026/01/27 掲載
三井住友「500億円AI投資」の舞台裏をグループCDIO磯和氏が語る
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三井住友「500億円AI投資」の舞台裏をグループCDIO磯和氏が語る

生成AI時代の到来により、金融業界は大きな転換点を迎えている。しかし、多くの金融機関が「AIは銀行業務では使えない」と慎重姿勢を示す中、三井住友フィナンシャルグループは2023年10月、4年半で500億円という大規模なAI投資を決断した。この背景には、どのような戦略があるのだろうか。

AIへの大胆投資を決めた3つの理由

 SMBCがAI投資に本格的に乗り出した背景には、明確な戦略がある。同社執行役専務グループCDIOの磯和啓雄氏は、現在のミッションについて次のように説明する。

「大きく2つのミッションがあります。1つは銀行を中心とした金融そのものの業務のデジタル化。もう1つは2017年4月以降続けている、金融から外に出た非金融の新たな業務を作っていくことです」(磯和氏)

 この非金融事業への取り組みは、2017年の銀行法改正を機に本格化した。従来は銀行の出資上限が厳しく制限されていたが、「銀行の高度化」に資する分野では過半数出資も可能になったのだ。

 DX戦略は「テクノロジーを使って、日本の労働生産性を上げ、世界で戦う」という3つの要素が重要と語る。磯和氏は、「特に中堅中小企業は、自分たちで開発したり商品を選んでくることも難しいです。できるだけ簡単に我々がお手伝いできるようにしています」と話す。

 ここからは、さらに詳しく三井住友フィナンシャルグループのAI投資の狙いについて見ていきたい。

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