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- 2026/10/20 18:24 掲載
スリーエム、アマゾンと関係拡大 光接続の支払額に応じ最大316万株のワラントを付与
同社はこの取引にあわせて、アマゾンの別の完全子会社に対し、普通株を買える権利(ワラント)を発行した。対象は最大316万2,015株で、期間は7年間、購入価格は1株164.89ドル(約2万6,000円、1ドル=158円で換算、以下同じ)。すべて行使した場合の行使総額は、単純計算で約5.2億ドル(約820億円)になる。
権利の85%は、アマゾンによる光接続などデータセンター向け製品の支払額に応じて確定する。累計の支払額が60億ドル(約9,500億円)に達すると、全面的に確定するという。残りの権利はイベントベースの条件で確定するとしているが、条件の中身は明らかにしていない。
ワラントは、あらかじめ決めた価格で一定数の株式を買える権利をいう。株価が購入価格を上回れば、権利を持つ側に利益が出る。今回はアマゾンが製品を買うほど、権利が確定していく設計だ。スリーエムの普通株は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)などに上場している。
スリーエムはデータセンター向けに、光ファイバーの接続部で光を広げて受け渡す「Expanded Beam Optical(EBO)」技術を手がける。7月には、マイクロソフトがAzureのデータセンターでEBOを採用すると発表していた。
一方、今回の8-Kは、アマゾンが購入する製品をEBOとは特定していない。アマゾンへの供給量や契約金額、アマゾン側の子会社名も記していない。
では、スリーエムがアマゾンに差し出す権利は、先に同様の取引をしたクアルコムやジェネラックと比べて、どの水準の条件なのか。背景には、計算で浮かぶ比率と、スリーエムが同じ日に動いたもう一つの投資がある。
・クアルコム、ジェネラックと並べた権利の「重さ」
・スリーエムが同じ日に台湾企業へ投じた金額
・20日夜の決算説明会で確かめたい残る15%の条件
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