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- 2026/02/24 掲載
【約78兆円のビットコインが盗まれる?】量子コンピューターに暗号通貨が解読される日
創設者サトシ・ナカモトが保有するとされる資金を含む約78兆円相当のビットコインが危険にさらされる可能性
量子コンピューターによる暗号通貨解読のリスク
米金融大手ジェフェリーズのグローバル株式戦略責任者クリストファー・ウッド氏は、量子コンピューターがもたらす存在的な脅威を理由の一つとして、同社の長期モデルポートフォリオからビットコインを除外した。同氏は、暗号技術を破るための量子コンピューターが実用化された場合、流通しているビットコインが盗まれる危険性を顧客向けレポートで指摘した。ビットコインは公開鍵と秘密鍵を用いた暗号システムによって保護されており、現在のスーパーコンピューターでこの暗号を解くには数兆年を要する。しかし、計算能力が飛躍的に高いシステムを用いれば、公開鍵から秘密鍵を導き出す作業が数時間から数日程度に短縮されるという推測が存在する。 ビットコインのセキュリティ基盤である楕円曲線デジタル署名アルゴリズムは、秘密鍵から公開鍵を生成するのは容易である一方、その逆算は従来のコンピュータでは不可能とされてきた。
だが、量子コンピュータはこの逆算を効率的に実行するアルゴリズムを使用する。すでにブロックチェーン上に公開鍵が露出している古いアドレス形式や、アドレスを再利用しているウォレットは、秘密鍵を計算される長距離攻撃の標的になりやすい。米連邦準備理事会やシカゴ連邦準備銀行の研究報告書も、現在の暗号化データを収集し将来解読する手法に対する警戒感を示した。投資家の間では、量子コンピューティングの問題が短期的な価格に劇的な影響を与えるわけではないものの、長期的な価値保存手段としてのビットコインの基盤が以前ほど確固たるものではなくなったという認識が共有されつつある。
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