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- 2026/04/14 掲載
みずほ銀行とVisaがキャッシュレス決済で包括的提携、企業間取引もキャッシュレスへ
決済アプリの強化やデジタル決済手段の開発、ポイント還元施策も
今回の包括的提携において中核となるのが、企業間(BtoB)取引におけるキャッシュレス決済の普及推進である。みずほ銀行が長年培ってきた大規模な法人顧客基盤や企業間決済の知見と、Visaが世界規模で展開する堅牢な決済インフラストラクチャーを統合させる。具体的には、請求書の支払いや従業員の経費精算といった企業のバックオフィス業務に対し、クレジットカードを中心とした決済サービスの提供を強化する。経理業務の効率化や資金管理の高度化を支援し、依然として銀行振込や現金処理が多用されているBtoB領域のデジタル移行を直接的に後押しする。
経済産業省が発表した新国内指標によると、日本におけるキャッシュレス決済比率は2025年時点で58%に達した。政府はこれを2030年までに65%、将来的には世界最高水準となる80%まで引き上げる国家目標を掲げており、市場の持続的な拡大が確実視されている。みずほ銀行が国際ブランドのVisaを戦略的パートナーに選定した背景には、グローバル標準の技術体系や強固なセキュリティ基盤の取り込みがある。
同行は、預金や為替といった伝統的な銀行業務の枠組みから脱却し、決済データを起点とした「共創型金融」への構造転換を図っている。国内外で標準化されたVisaの技術基盤を自社のシステムに深く統合することで、事業者と消費者の双方を巻き込んだ次世代の決済プラットフォーム確立を目指す。
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