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- 2026/10/27 22:19 掲載
ペイパル、7~9月期の売上高は2%増の約86億ドル 通期の調整後利益見通しを引き上げ
決済の取扱高(TPV)は4,871億ドル(約77兆円)で6%増(為替の影響を除くと7%増)。決済件数は68億件で7%増加した。アクティブアカウント数は4億4,000万で、0.6%の増加にとどまった。
1株あたり利益(希薄化後)は、GAAPベースで1.25ドルと4%減った一方、非GAAPベースでは1.45ドルと8%増えた。営業利益は、GAAPが14億200万ドルで8%減、非GAAPが16億1,300万ドルで3%増。取引マージン額は39億5,000万ドルで2%増。顧客預かり金の利息を除くと36億6,100万ドルで3%増だった。純利益はGAAPで10億7,300万ドル(14%減)、非GAAPで12億4,500万ドル(3%減)。アクティブアカウント当たりの取引件数(直近12カ月)は60.8件で6%増えた。取引の費用率は0.87%で、前年同期の0.89%から低下した。取引・信用損失率も0.08%と、前年同期の0.11%を下回った。
同社は第3四半期に、約2,800万株、15億ドル(約2,400億円)の自社株買いを実施した。通期見通しでは、非GAAPの1株利益を従来の約5.38ドルから約5.60ドルに引き上げた。GAAPの1株利益は約5.07ドルのまま据え置いた。第4四半期の1株利益は、GAAPで約1.37ドル、非GAAPで約1.43ドルを見込む。現金・現金同等物と投資の残高は151億ドルで、1株0.14ドルの配当を12月24日に支払う。
エンリケ・ロレスCEOは、決算リリースで「戦略が財務結果に表れ始めている」とコメントした。
では、増益と見通しの引き上げをそろえたペイパルの決算は、本当に「戦略の成果」と読んでよいのか。背景には、GAAPと非GAAPの利益で向きが逆になった理由と、7月に報じられた巨額の買収提案がある。
・7月の事前見通しを、第3四半期の利益はどれだけ上回ったのか
・GAAPが減益でも非GAAPが増益になる、調整項目の正体
・530億ドルの買収提案は「安すぎた」のか、利益見通しから単純計算
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