• 2026/02/04 掲載

ペイパルCEO解任、後任にロレス氏 26年利益予想を下方修正

ロイター

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Manya Saini

[3日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスは3日、アレックス・クリス最高経営責任者(CEO)を解任し、後任にパソコン大手HPの社長兼CEOを6年超務めてきたエンリケ・ロレス氏を迎えると発表した。就任は3月1日付で、それまではジェイミー・ミラー最高財務責任者(CFO)が暫定CEOを務める。

ペイパル取締役会はクリス氏の解任理由について、同氏の下での変革と実行のペースが期待に沿わなかったためだと説明した。

同時に2026年通期決算の利益予想を下方修正し、前期比で1桁台前半%の減少から微増の範囲にとどまるとした。LSEGのデータによると、市場予想は約8%増だった。

これらの発表後にペイパルの株価は前日より20%近く下落した。25年第4・四半期(25年10―12月)の売上高は86億8000万ドルと、アナリスト予想平均の88億ドルを下回った。1株当たりの調整後利益も1.23ドルで、予想の1.28ドルに届かなかった。

ペイパルは新型コロナウイルス禍後に取引量が減り、IT大手や新興フィンテック企業との競争激化にも直面する中で経営再構築を求められていた。

エバーコアISIのアナリストらは「最大の疑問はロレス氏が強力な決済チームを招き入れて複数年にわたる再建を試みるのか、それとも戦略的資産の選択肢を検討し始めるのかだ」と指摘した。

ペイパルは昨年開催した投資家向け説明会で27年にかけての業績見通しを示していた。しかし、ミラー氏はそれらの実現を確約できなくなったとし、今後は1年ごとに予想を示すと表明した。

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