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- 2026/10/22 06:50 掲載
新車が買えないほどトヨタ1強…日産・ホンダが「売れる車」を作れない“共通の弱点”
経済、不動産分野のライター。小売・飲食を中心とした企業分析記事や、都市開発、不動産市況に関する記事を手がける。理系の会社員だったが、ライター業に専念するため独立した。趣味で簿記・ファイナンシャルプランナーの資格を取得する。
登録車シェア5割…日産・ホンダを突き放す“トヨタ1強”の実態
2025年に国内で売れた車のデータを振り返りたい。登録車は約290万台で軽自動車は約167万台、合計台数は約457万台だ。1990年代には600万台以上売れていたが、車の耐久性向上や車離れにより、販売台数は減少している。一般社団法人日本自動車販売協会連合会によれば、2025年の登録車約290万台のうち、トヨタ車は約147万台でシェアの50.7%を占める。2位はホンダの30万台、3位は日産の23万台だ。
軽自動車でトヨタは2万台しか販売しておらず、ホンダは28万台・日産は17万台を販売した。軽自動車のツートップはスズキとダイハツで、両社とも単独で50万台を超える。つまり登録車ではトヨタ1強の状況だ。
国内のトヨタ車不足は海外重視の影響も大きい。縮小が続く国内よりも、成長している海外向けを強化することは正しい経営判断だ。円安でなおさら輸出車の利益率は高まっている。
トヨタ自動車が公表するデータによると、国内の販売台数(軽自動車・レクサス含む)は過去10年で160万台から150万台に減少した。その一方で日本からの輸出台数は170万台から200万台に拡大している。
だが前述のとおり、登録車で日産・ホンダは大きく差をつけられており、他社が売れる車を開発できていれば、今ほどトヨタ車不足にならなかったはずだ。では、なぜ日産・ホンダは売れる車を作れなくなったのか。その背景には、両社に共通する“ある弱点”があった。 【次ページ】日産車が売れなくなった決定打…ゴーン逮捕で何が起きた?
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