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現在、日本企業にとって生成AI活用とDX推進は、避けて通れない重要課題になっている。だが「なぜ必要なのか」「どう経営に生かせばいいのか」、その本質については理解が十分に浸透しているとは言えない状況だ。すでに「第2次デジタル競争」とでも言うべきフェーズに到達しており、生き残りをかけたイノベーション創出の競争が始まっている。そうした中で、デジタル、AI、そして人間それぞれの役割をどう考えれば良いのか。早稲田大学大学院、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏が解説する。
第2次デジタル競争の世界では、ものづくりにこそ勝機がある
「第2次デジタル競争の中心になるのは、モノのインターネット『IoT』です。あらゆるモノからのリアルタイムなデータ収集・分析によって、リアルとデジタルが融合し、自動運転やスマートシティ、デジタルツインなどが実現されていくでしょう。こうした時代には、圧倒的にモノづくりが重要になってきます」(入山氏)
そうした中、第2次デジタル競争の鍵を握るのは、モノづくり力だ。この視点で見ていくと、日本の製造業には大きなチャンスがあるようだ。
たとえば、AIの進展に伴う半導体製造の活況も、日本の製造業を加速する要因になる。さらには、半導体製造装置や半導体材料なども今後に期待がかかる。しかも現代の半導体製造は、標準化された部品を組み立てる「モジュラー型」から、高度なプロセスや緻密な調整を必要とする「すり合わせ型」へと変化している。これは、日本企業が得意としてきたものづくりの在り方だ。
「どの角度から見ても、第2次デジタル競争の世界では、日本のモノづくりに勝機があります」と強調する入山氏だが、この先、日本企業はどう戦えば良いのだろうか。
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・“経路依存性”が関係?日本企業が変われなかった理由とは?
・「両利きの経営」におけるAI&DX成功の3つのポイント
・【事例】AIが生きる…三井化学の「両利きの経営テクニック」の中身
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