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- 2026/11/02 19:45 掲載
米FBIが北朝鮮の犯行と公式断定、バイナンス60億ドル超流出に628件の洗浄アドレス公開
FBIは米シークレットサービス、米国税庁刑事捜査局とともに、TraderTraitorの実行役が盗んだ資産を主にイーサリアム(ETH)に交換していることを確認した。今後はDeFi(分散型金融)や即時交換サービスを使い、さらに洗浄を進めるとみている。
そのうえで3機関は、THORNodeの運営者、RPCノードの運営者、即時交換、DeFi、ブロックチェーン分析会社などの民間事業者に対し、洗浄に使われているアドレスとの取引、またはそこから派生した取引を遮断するよう強く求めた。FBIのページには、盗まれた資産を保有している、または保有していたアドレスとして、本誌の集計でイーサリアム系608件、ビットコイン19件、ソラナ1件の計628件が並ぶ。情報提供は、最寄りのFBI支局かインターネット犯罪苦情センター(IC3)で受け付けるとしている。
バイナンスは同日、盗まれた分の9割を自社資金で買い直して補填したと説明した。残る1割は流動性の低いトークンで、買い戻しに時間がかかるという。同社は「損失は利用者ではなくバイナンスが負担する」としており、被害額は約63億ドル(約1兆80億円)と報じられている。
ブロックチェーン分析会社のTRM Labsは流出直後の10月29日付のブログで、北朝鮮の関与を指摘していた。今回はそれが、米当局による公式の断定へ進んだ形だ。
では、なぜFBIは今回、流出からわずか数日で名指しに踏み切り、民間事業者に大量のアドレスを突きつけたのか。背景には、2025年のBybit事件との比較で浮かぶ数字の差と、米規制当局トップの発言がある。
・断定までの日数、Bybit事件と比べると
・公開アドレスの数と要請先、前回との違い
・米CFTC委員長が語った、海外取引所への危機感
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