• 2026/08/03 06:30 掲載

WebX「3つの観察」から読み解くオンチェーン金融、日本企業を縛る“同調圧力”の正体

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コインポストが企画・運営する国内最大級のブロックチェーンカンファレンス「WebX 2026」が7月13日・14日に開催された。今年で4回目の開催となり、業界の最新動向を探るべく多くの参加者を集めた本イベントをどう読み解くべきなのか。現地を視察した周南公立大学情報科学部 教授の内田善彦氏による論考を紹介する。カンファレンスで浮き彫りになった「3つの観察」からオンチェーン金融の過熱と実装段階における国内外の温度感、そしてブロックチェーン産業が直面する現在地について解説する。
WebX「3つの観察」から読み解くオンチェーン金融、日本企業を縛る“同調圧力”の正体の画像
WebX 2026「3つの観察」から紐解くオンチェーン金融への壁とは?
(撮影:編集部)

WebX 2026「3つの観察」

 本稿では以下の「3つの観察」を手掛かりに今年のWebXから見えたブロックチェーン産業の現在地について論考する。
・オンチェーン金融(通貨や証券をブロックチェーン上のトークンとして表現することで、取引効率の向上や自動化を企図した金融の取引形態、およびそれに関連するビジネス)が会場の中心テーマになっていたこと

・国内と海外の登壇者の間で、オンチェーン金融を実装するうえでの課題への向き合い方に違いが見られたこと

・国内ブロックチェーン業者の多くが既存金融との協業を志向しつつあるように感じられたこと
画像
オンチェーン金融が会場の中心テーマとなったことを受け、金融機関を対象としたセッションも会期を通じて数多く実施された
(出典:WebX報道発表)
【次ページ】参加者層が変容、話題の多くが既存金融への応用に
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