- 会員限定
- 2022/02/04 掲載
本当にリスクばかり?「中国株」で報われるために知っておくべき高評価ファンド3選

中国株式投資は期待はずれ?
1993年から2020年にかけて、中国の国内総生産(GDP)は年間9%以上成長した。これほどの成長は、間違いなく中国企業の投資家にとって素晴らしいリターンにつながっただろうと一見思えるが、実際は違う。同じ期間、MSCI中国インデックスは年率ベースでわずか2.71%の上昇だった。中国企業銘柄のリターンは他の主要市場と比べて同じくらい、あるいはそれ以上に期待はずれだった。同じくこの27年間でMSCI米国インデックスは年率10.37%、MSCI新興市場インデックスは同7.95%、MSCI EAFEインデックスは同6.65%のリターンだった。下図はこれら3つのインデックスに対するMSCI中国インデックスの相対パフォーマンスをグラフ化したものだが、あまり美しいものではない。
経済成長と株式市場のリターンの間の因果関係はひいき目に見ても弱く、反対に作用することさえあるという事実は昔から知られている。この点については諸説あるが、私の意見では、最も強力な説明は「期間当初の評価が将来のリターンに対する最も有意義な予測因子である」というものだ。
しかし、他にももっと基本的な力が働いている。とりわけ中国のケースに当てはまるのは、財政学教授のジェイ・リッター氏が引用した「資本所有者が高いリターンを得ることなく資本と労働力を多く投じられる国が急成長する」というものだ。中国企業に投資している多くの投資家はおそらく納得するだろう。
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
関連コンテンツ
PR
PR
PR