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- 2026/10/21 12:24 掲載
三菱電機、ヒューマノイドとCNC工作機械を連携させる加工システム開発 JIMTOFで披露
従来オペレーターが担ってきた段取りや清掃、完成品の取り出し、搬送、検査、トラブル対応などの作業を、ヒューマノイドに置き換えやすくし、加工現場の省人化に貢献するとしている。
背景には、製造業の深刻な人手不足がある。工作機械内へ被加工物を設置する段取りや清掃のような「人の身体的特徴」を前提とした作業を従来の産業用ロボットで代替しようとすると、導入するロボットに合わせて生産ラインへの設備投資が必要になる。
ヒューマノイドロボットへの期待は高まっているが、CNC工作機械と接続して互いの状況を把握し、適切に連携するには、ロボットごとに個別の通信機能や制御シーケンスを開発する必要があった。これが導入のハードルになっていたという。
今回のシステムは3つの要素で構成する。1つ目は、オペレーターから自然言語で指示を受けて加工タスクを自動生成し、工作機械とヒューマノイドロボットに作業を振り分けて管理する「AI加工タスクプランナー」。2つ目は、フィジカルAIを搭載し、自然言語で操作情報をやり取りしながら互いに連携して加工を実行するCNC工作機械。3つ目は、一般的なヒューマノイドロボットである。
このうちAI加工タスクプランナーとCNCには、同社のAI技術「Maisart」を使って新たに開発したフィジカルAIを搭載する。ロボットごとに高度なシステムインテグレーションを行うことなく、オペレーターが簡単な作業指示をするだけで、無人による加工の実行と管理を実現するという。
同社はスマートファクトリー化を推進し、自律型の無人化工場の実現を目指す。10月26日から東京ビッグサイトで開かれる「JIMTOF2026 第33回日本国際工作機械見本市」で、本システムのデモンストレーションを展示する。価格や提供時期は明らかにしていない。
では、ヒューマノイドの実演が搬送や部品供給に集中するなか、三菱電機はなぜ工作機械そのものとの連携に踏み込むのか。背景には、10月26日に開幕する工作機械の見本市と、展示会の現場から出ている冷静な評価がある。
・先行する展示会で、ヒューマノイドは何を実演していたのか
・ヒューマノイドの現場導入を「黎明期」と評した声の中身
・JIMTOF2026の会場で、三菱電機が問われること
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