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- 2026/11/03 21:53 掲載
シーメンスの満点脆弱性、悪用を確認 再起動後も残る裏口を設置、自社は大丈夫か
Node-REDは、機器やサービスをつないで処理の流れを組み立てるオープンソースのツールだ。今回の脆弱性は、その管理用APIに認証がないというもの。ネットワークから届く攻撃者が、認証なしで管理操作を行い、OSのコマンドを実行できてしまう。CVSS(共通脆弱性評価システム)の基本値は、v3.1、v4.0ともに最高の10.0である。
シーメンスの勧告は8月11日付で、「SSA-834709」として公開されていた。対象は、Industrial OSでNode-REDを導入したSIMATIC IoT2050 Advancedのうち、V4.3.4.1未満の全バージョン。修正版はV4.3.4.1で、回避策にはNode-REDのアンインストールか、Node-RED公式の手引きに沿ったハードニングを挙げている。
VulnCheckによると、観測された攻撃では、細工した設定(フロー)が機器に送り込まれ、外部のサーバからLinux向けのボットがダウンロードされて実行された。ボットの中身は入手できておらず、機能は確認できていないという。
11月1日の更新では、HTTPの入り口とコマンド実行用のノードを結びつけたフローが仕込まれる例も報告された。メモリ上のボットが再起動で消えても残るため、攻撃者が後から命令を送る裏口として働くという。
今回の観測は同社の囮環境によるもので、実際の機器で何台が被害を受けたかは明らかになっていない。
では、修正版を入れれば、すでに仕込まれた裏口まで消えるのか。背景には、同じ送信元が見せた無差別な攻撃の広がりと、公式資料が示すNode-REDの初期設定の落とし穴がある。
・修正版を入れても裏口は残るのか、点検の要点
・同じ送信元が8件の脆弱性に125回、無差別攻撃の素顔
・Node-REDの初期設定が招く「認証なし」の落とし穴
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