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製造業の新潮流エッジAIの凄さ、オムロンが不良品の発生区間を1/10にできたワケ
産業分野における応用が広がるIoT。しかし、IoTでは処理機能を現場の端末(エッジ)側で実行するため、データをその都度クラウドに上げて処理することによる遅延や通信コスト、セキュリティといった多くの課題がある。こうした悩みを解決する「エッジコンピューティング」、中でも「エッジAI」は、今後の市場の急拡大が期待される。独自のエッジAI技術を駆使して製造業界の生産性向上に貢献する、エイシング代表取締役 CEO 出澤 純一氏に、エッジAIの特性やメリットについて、オムロン・デンソーらの活用事例とともに聞いた。AI・機械・組み込み開発の「三位一体」でエッジAIを提供
同社CEOの出澤純一氏は、「当社の強みは、独自AIの開発力、機械への知見、組み込みへの知見、という3つが重なる複合領域にあります」と語る。このユニークな立ち位置は、同氏が精密機械工学出身であり、ロボット工学の知能制御の分野で機械学習のアルゴリズムを研究していたという経歴に関係する。ここから生まれた同社技術の独自性の高さは、国外を含め30件近くの出願特許の取得率が100%であることからも伺える。
同社の提供するエイシングAIの特徴は、大きく「省メモリかつ高速であること」「スタンドアロンで稼働できること」「稼働中に学習済みモデルを更新する追加学習」の3つだ。これらが、同AIの特徴である「エッジ側での自律的な学習」を可能にしているという。
今、エッジAIは主要メーカーをはじめとした多くの製造現場で、制振制御や危険予測、異常検知、予知保全などに活用されつつある注目の最先端技術だ。出澤氏にその具体的な機能やメリット、活用事例を解説いただき、エッジAIの可能性を探っていこう。
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・独自のAIで実現した「デバイス上での学習・予測」
・オムロンはエッジAIの活用で補正時間を1/10に短縮
・デンソーは職人技の個別調整をエッジAIで自動化
・人の知見とAIのハイブリッドでつくる超効率化の仕組み
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