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  • 2025/10/16 掲載

トヨタ系ジェイテクト“本気”のAI活用、ものづくり現場を激変させた「事例3選」

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トヨタ系ジェイテクト“本気”のAI活用、ものづくり現場を激変させた「事例3選」

100年に1度の変革期を迎えている自動車業界。提供価値そのものが大きく変わりつつある中で、自動車部品などの製造・販売を手掛けるトヨタグループのジェイテクトは、AIを駆使した高効率なものづくりの実現を目指し、「AI活用プラットフォーム戦略」を策定した。「誰もが簡単にAIを業務アシスタントとして当たり前に活用する」をコンセプトに多様な取り組みを本格的に進めている。そこで今回、同社 AI研究室 室長の大久保 勇佐氏に、戦略の全体像と具体的な事例について話を聞いた。

AI活用で「高効率なものづくり」実現へ

 ジェイテクトがAI活用に踏み切った背景には、CASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)に代表されるモビリティの変革がある。このキーワードの下で、従来の「価格」や「品質」とは異なる、新たな価値の創造が強く求められているのだ。さらには、少子高齢化やグローバル化、価値観の多様化といった市場環境の変化もある。特に生産年齢人口の減少によって「ものづくりの効率化」「業務プロセスの変革」が喫緊の課題となっている。

 こうした時代の変化に対応するべくジェイテクトでは、2027年をターゲットとした中期経営計画で、「デジタルモノづくり」を掲げている。具体的には、「誰もが簡単にAIを業務アシスタントとして当たり前に活用する」をビジョンに、さまざまな企画の実現に取り組んでいると、大久保氏は語る。

「バリューチェーン全体をデジタルでつなぎ、つないだデジタルの情報とAIを駆使して、高効率なものづくりを実践していきます。そのために、AI活用プラットフォーム戦略を策定し、これまで取り組んできました」(大久保氏)

 同社は2017年からすでに本格的なAIの用途探索を開始。2019年に開設したAI研究室を中心に、全社規模でのAI人材育成と研究開発を進めている。ここからは、その詳細な取り組みや成果について、事例とともに解説する。

この記事の続き >>

  • ・誰でも「AIモデル」を作成できる環境整備の中身とは
    ・事例(1):品質検査「人→AI」に代替
    ・事例(2):職人による品質担保をAI化した「3ステップ」
    ・事例(3):作業時間“半減”など、現場以外の「生成AI活用2つ」

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