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  • 2025/09/04 掲載

技術的負債がDXを潰す…日本企業が陥る3つの落とし穴とは?

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DX推進は、多くの企業にとって成長と競争力強化の鍵となるが、その道のりは決して平坦ではない。目先の成果を優先する姿勢や人材・スキル不足、急速な技術進化への対応といった課題が、技術的負債の蓄積を招き、DX推進の大きな障壁となっている。こうした現状を打破し、持続的な成長を実現するためには、真に価値ある技術の選択やデータに基づく意思決定、柔軟かつ堅牢なシステム構築、AIの戦略的活用が不可欠だ。そのポイントを本稿で紹介する。
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日本企業のDXのかなめとは
(Photo/Shutterstock.com)

技術的負債がDX定着の障壁に

 企業におけるDXはもはや選択肢ではなく、持続的成長のための必須条件となっている。KPMGグローバルテクノロジーレポート2024によれば、世界の先進企業の87%が、クラウドサービスやセキュリティ、データアナリティクス、さらにはVRや生成AIを含む多様なテクノロジーを活用し、利益増大を実現したと回答している。

 AI導入についても、74%の企業がすでにAIを活用して利益を生み出し、社員の生産性や組織パフォーマンスの向上に成功している。しかし、こうした先進企業であっても、会社全体や複数の組織単位でAI活用による利益創出を実現している割合は31%にとどまり、全社的なAI活用の壁が依然として存在することが浮き彫りとなった。

 また、DX推進の現場では「技術的負債」が大きな課題として立ちはだかっている。実際、先進企業の57%が技術的負債によるシステム障害を経験し、週1回程度の業務混乱が発生していると回答している。

 こうした技術的負債の蓄積は、経済産業省が「2025年の崖」として警鐘を鳴らす通り、企業の競争力低下やシステム維持コストの増大を招いている。DXの本格的な定着を目指す上で、企業は自社の現状を的確に把握し、テクノロジーの導入と技術的負債への対策が必要だ。企業はどのようにしてこれらの課題を乗り越え、未来志向のDXを実現しているのか。その具体的な取り組みと、現場で見えてきた新たな課題に迫る。

この記事の続き >>

  • ・DX停滞の背景に潜む「3つの落とし穴」
    ・DX成功のカギを握る「本質的アプローチ」とは?
    ・DXの最適解へ挑むための「4つの環境」

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