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  • 2025/10/07 掲載

ものづくり太郎氏が断言「日本はAIを使えない」、活用以前の「致命的な大問題」とは

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ものづくり太郎氏が断言「日本はAIを使えない」、活用以前の「致命的な大問題」とは

世界の製造業がAI活用で次のステージに突入する中、日本だけが取り残されつつある。欧州の工場ではAIによる自動化とデジタル連携で「匠の技」すら再現が可能だ。一方の日本は今もExcelや手作業に依存し続けている。なぜここまでの格差が生まれたのか。製造業系YouTuberでブーステック代表取締役のものづくり太郎氏が、海外とのデジタル格差やAI活用以前の問題点、日本企業が本当に取り組むべき点について解説する。

日本の製造業に激震が走った「CAM×AI」

「すでに匠レベルの加工パスはCAMで構築可能になっている」――ある切削工具メーカーの社長から聞いたこの事実は、日本の製造業界に激震を走らせた。ここでいう「匠レベル」とは、某自動車OEMの技能五輪銀メダリストと同等、つまりは長年をかけて習得する技術レベルを指す。

 さらに衝撃なのは、このCAMにはMicrosoft Copilotが実装されていることだ。「A5052アルミ合金でこの形状を加工するには?」という質問に、AIが業界の成功事例を含めた過去の膨大なデータから瞬時に最適解を導いてくれる。自社の生産履歴を学習させれば、その企業独自の最適化条件まで提案する。

 つまり、熟練工の勘と経験で作り上げる加工パスは職人芸の象徴だったが、その牙城がついに陥落したのだ。しかし多くの日本企業はいまだに、AI活用を進める土壌すら整備されていない。

 ここからは、「今は、AI活用を前提とした将来の方向性が決まる瀬戸際」と警告するものづくり太郎氏が、海外と日本のデジタル格差を説明しつつ、日本企業がとるべき選択を提言する。

この記事の続き >>

  • ・市場規模「10倍の差」に…日本が見誤った「電機CAD」への投資
    ・ドイツのメーカーが実現した「BOPの自動生成」
    ・日本の製造業が陥った「AI活用以前」の大問題
    ・AI時代へ「まずやるべき」こと

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