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  • 2025/10/29 掲載
【単独】クボタロジ、事故ゼロへ「2億円超」投資?「AIカメラ活用」の安全革命の中身
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【単独】クボタロジ、事故ゼロへ「2億円超」投資?「AIカメラ活用」の安全革命の中身

人やモノを識別するAIカメラは、いまや幅広い業界で活用が進んでいる。大手機械メーカー、クボタの物流子会社であるクボタロジスティクス(大阪市浪速区)は、物流現場のフォークリフト安全対策に向け、AIカメラを活用した人検知システムの独自開発に踏み出した。一連の取り組みに対し、総額2億円を超える投資を予定しており、その本気度が伺える。そこで今回、同社 代表取締役社長の深井 誠氏に、AIカメラ活用の全貌を聞いた。

唯一の「死亡災害」から約20年…

 物流現場では、人手不足などを背景にDX推進が強く求められている。しかし、現場では長らく「DXは自分たちに関係ない」という空気感が漂っている。経験豊富な社員の勘やコツに支えられ、作業が属人的に進められてきた。だが深井氏は「物流とDXは非常に親和性が高い。モノを運ぶ時間以外はすべて効率化の対象です」と語る。

 そうした中でも、安全対策の徹底は一丁目一番地の取り組みとして欠かせない。特に倉庫や荷さばきの現場では、構造的なリスクが潜む。フォークリフトと作業員が同じ空間で作業するため、事故とは常に隣り合わせだ。

 経験を積んだ作業者ほど「そんなところに人がいるはずがない」という先入観が生じ、判断を誤ることも少なくない。実際、2006年にフォークリフトによる同社唯一の死亡災害が発生した。再発防止に向けた取り組みは続けられたものの、決定打となる対策を見いだせず、事故リスクを極力ゼロにするという課題は長く残されたままだった。

 こうした状況に対し、深井氏は社長就任後、「安全とお金を天秤にかけるものではない。お金をかけて解決できるならかけるべき」との方針を明確に打ち出した。DXやAI活用の潮流も重なり、具体的な解決策として浮かび上がったのがAIカメラを活用した人検知システムである。

この記事の続き >>

  • ・完成まで「なんと3年」、独自開発の裏話
    ・実用性の絶対条件「1秒のこだわり」とは
    ・本気の安全対策、「ICタグ」活用も
    ・1日1.6万個…仕分けにも「AIカメラ活用」へ

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