- 2026/07/28 19:00 掲載
ソフトバンクGのOpenAIへの6.5兆円出資向け融資、新たに21金融機関が参加
ファースト・アブダビ銀行など約1兆1000億円の融資枠を引き受け
複数の海外メディアの報道によると、新たに融資団へ加わった21の金融機関には約70億ドルの融資枠が割り当てられた。具体的な内訳として、アラブ首長国連邦のファースト・アブダビ銀行、シンガポールの政府投資公社(GIC)、英スタンダードチャータード銀行がそれぞれ約10億ドルを引き受けた。残りの約40億ドルは、欧州、日本、台湾の各金融機関に配分された。本ブリッジローンの満期は2027年3月に設定されており、適用金利は担保付翌日物調達金利(SOFR)に約250ベーシスポイントを上乗せした水準となる。
足元の金利環境下に基づく計算では適用金利は約6.14%に達する。今回新規に配分された70億ドルを除いた残りの約330億ドルは、引き続き当初の主幹事銀行およびシニアレンダー(上位貸出機関)が保有している。この残存枠についても、市場動向を見極めながら後日さらに別の金融機関へ販売(シンジケート)される枠組みとなっている。SBGによるOpenAIへの累計出資額は、本融資を元手とした追加投資を含めて600億ドルを超える。
同社は米国内で次世代AIインフラを構築する「Stargate」プロジェクトへの資金投下や、SB Energyを通じたデータセンター向け電力供給事業など、AIエコシステム全体への関与を深めている。今回の無担保ブリッジローンの満期が1年という短期間に設定されている事実から、金融市場では1年以内のOpenAIの新規株式公開(IPO)を通じた資金回収や、SBGが保有する他資産を担保とした別スキームへの借り換えを前提とした財務戦略として評価されている。
金融業界グローバル動向のおすすめコンテンツ
金融業界グローバル動向の関連コンテンツ
PR
PR
PR