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- 2026/11/03 11:45 掲載
SBIが158億円を新興デジタルバンクErebor Bankに出資 開業1年足らずで預金70億ドル超
Ereborは、防衛テクノロジー企業Anduril Industriesの共同創業者であるパーマー・ラッキー氏が、共同創業者兼CEOのオーウェン・ラパポート氏らとともに2025年に設立した銀行である。米国通貨監督庁(OCC)から銀行免許を取得し、米連邦預金保険公社(FDIC)の預金保険の適用を受けて、2026年2月に開業した。
防衛、AI、エネルギー、ロボティクス、先端製造分野の企業を主な顧客とし、各社の事業や資金ニーズを理解したバンカーが直接対応するという。融資は成長資金、資産担保融資、設備資金融資を手がけるほか、投資ファンド向けの銀行サービスも提供している。
自社開発の勘定系システムはブロックチェーンを活用した決済に対応し、週末や営業時間外を含め、曜日や時間帯を問わず決済できる。ステーブルコインの入出金に対応するほか、主要な決済網とも接続している。2026年9月時点の預金残高は70億ドルを超えた。
SBIグループは、Startale Groupと共同開発した国内初の信託型円建てステーブルコインJPYSCをSBI新生信託銀行の発行で提供している。米ドル建てステーブルコインのUSDCやRLUSDの国内取り扱い、セキュリティトークンの発行・流通など、デジタルアセット分野の取り組みを広げてきた。Ripple LabsやCircle Internet Groupといった米国のデジタルアセット関連企業への出資や提携も進めている。
SBIは今回の出資を通じてEreborとの関係を築き、米国での事業基盤を強化するとともに、次世代のデジタルバンキングへの理解を深める考えだ。今後は、SBIグループとEreborとの幅広い連携の可能性を検討するとしている。
では、SBIが1億ドルを投じたErebor Bankの企業価値は、いま市場でどう見られているのか。背景には、預金残高の急増と、報道で伝えられる大型の調達協議、そして日本側で進むステーブルコイン戦略がある。
・預金残高が半年で急増した道のりと、報道された途中経過
・大型の調達協議で伝えられる評価額と、SBIの1億ドルの位置づけ
・制裁下の国との合意や議員の懸念など、残された論点
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