- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
なぜ「EV市場は減速」という話が出るのか?
その後、欧州各国ではEVの補助金政策が終了したことなどから、「これまで急激に伸びてきたEVの販売台数が最盛期よりも減速する、揺り戻しが来ていると見ています」と川端氏は解説する。これが「EV市場が減速している」と語られる理由のようだ。
このように、短期的に見ると各国の政策に左右される形でEVの販売台数は上下しているが、ここ数年の脱炭素に向けた各国の取り組みを踏まえると、自動車全体のうちEVは一定のシェアを獲得していく可能性は高い。
川端氏は「各国が掲げる“2050年までにCO2排出ゼロ”を達成するためには、ライフサイクル全体で見て排出量の少ない自動車が求められます。そうなると、製造段階で見ればハイブリッド車よりもCO2を排出するものの、販売後のエネルギーがクリーンなEVは、走行時のCO2削減と脱炭素の目的達成のために、一定の割合まで普及する乗り物となるわけです」と話す。
そんな拡大が見込まれるEV市場を自動車メーカーとしては無視することはできないのである。そうは言っても、現状EV競争で出遅れる国内自動車メーカーはどう戦っていけば良いのだろうか。
ここからは、テスラやBYDなど、EV市場の強者たちが「なぜ強いのか」をひも解きながら、日本企業が目指すべき戦略を解説したい。
この記事の続き >>
-
・BYDやシャオミなど…EV先行企業が注力する「2つの競争領域」
・日本企業に全然ダメ… EVトップメーカーに共通する“経営の秘訣”
・何をすれば追い付ける?国内大手自動車メーカーの逆転可能なシナリオ
・何をすれば追い付ける?国内の新興自動車メーカーが狙うべき“勝利のシナリオ”
・日産・ホンダ統合は?ソニーホンダは?日本企業はどこまで通用する?
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
提供企業一覧
- 株式会社日立ソリューションズ