ダッソー・システムズ株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2025/09/10 掲載

西松建設が挑む「3つの壁」突破の全貌、3Dナレッジで大変革「建設現場の凄い未来」

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
西松建設が挑む「3つの壁」突破の全貌、3Dナレッジで大変革「建設現場の凄い未来」

人手不足や長時間労働、DXの遅れ──建設業界が直面する課題の中で、西松建設は抜本的な業務変革に乗り出している。その1つの鍵を握るのが、ベテランの技術力とデジタルの融合によるDXだ。本記事では、同社 技術戦略室 技術革新部 部長 前 啓一氏と、建築事業本部 デジタルコンストラクションセンター センター長 濵岡 正行氏に、PLMをベースとしたデジタルコンストラクションへの展開について、その段階的検証、そして現場への展開へ向けた取り組みの全体像を聞いた。

DX本格推進1割…「木こりのジレンマ」に陥る建設会社

 高齢化と若年層の薄さといった構造的課題に直面する建設業界。60代以上の就業者が全体の4分の1を占め、20代以下は1割程度と、世代構成の偏りが深刻化している。中でも高卒者の3年以内の離職率は42.2%と、全産業平均を大きく上回る。こうした人手不足の問題に加え、2024年4月からは時間外労働の上限規制が適用され、長時間労働の見直しと業務効率化が強く求められている。

 同時に、「DXの必要性は理解しているが、日々の業務に追われて手がつけられない」という現場の“木こりのジレンマ”(=木を切るのに精いっぱいで刃を研ぐ時間がない状況の例え)も浮き彫りになっている。実際、DXの取り組みを本格的に進められている建設企業は全体の1割程度にとどまっているのが現実だ。

 こうした状況下、西松建設は2023年に長期ビジョン「西松-Vision 2030」と「西松DXビジョンver2.0」を掲げた。業界全体が直面する課題に対し抜本的な変革と、それを実現するためのDXを志向している。その中でも注目したいのが、「現場力がシンカしたスマート現場」だ。

 いったいどのような取り組みなのか。ここからは、その全貌をひも解いていく。

この記事の続き >>

  • ・西松建設が挑む「3つのDX」とは
    ・目指すはライフサイクル全体の「3Dモデル利活用」
    ・【図解】「スマート現場」へのロードマップ

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。

すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます