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  • 2025/10/07 掲載

崖っぷちから大逆転、日本一小さな村の製造業が「SAP導入1年」で示した“10の効果”

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崖っぷちから大逆転、日本一小さな村の製造業が「SAP導入1年」で示した“10の効果”


製造業のDX推進において、ERP導入は避けて通れない課題だ。だが現実には「高額投資」「複雑な業務変更」「現場の強い抵抗」といった壁に阻まれ、多くの企業が二の足を踏んでいる。そんな中、“日本一小さな村”に本社を構える中堅メーカーが、わずか1年でSAPを導入し経営の見える化を実現した。誰もが失敗するというERP導入を、なぜ彼らは短期間で成功させることができたのか──その舞台裏を追う。

世界シェア75%の主力商品が“ゼロ”に……「まさに崖っぷち」

 ファインネクスは、日本一小さな村として知られる富山県舟橋村に本社を構える精密電子部品メーカーだ。売上高は60億円規模、海外4拠点・国内5工場を展開し、IC半導体用端子やコネクタ端子といった精密部品を供給している。

 同社に大きな転機が訪れたのは2016年。当時の主力製品PGA Pin(パソコンCPU用端子)が「2018年を最後に市場そのものが完全消滅する」という危機に直面した。

 月産150億個、世界シェア75%を誇る稼ぎ頭が、わずか2年でゼロになる──会社存亡を揺るがす事態だった。

 執行役員 経営企画部長の宮森 誠氏は当時を振り返り、「まさに崖っぷち。2年後には主力製品が消える状況での社長就任でした」と語る。2015年に社長に就任した松田 竜彦氏は、この未曽有の危機に対し「会社全体を科学的に数字で経営する」という改革方針を掲げ、全社的な経営改革に舵を切った。

この記事の続き >>

  • ・「手作業集計」「原価すら見えない」致命的システム
    ・徹底調査から判明?「SAP最安説」の真実
    ・わずか14ヶ月──異例すぎるスピード導入
    ・どう変わった? 日本一小さな村の製造業が示した「10の効果」

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