- 会員限定
- 2026/09/24 06:30 掲載
「敗者15銘柄」10年間で合計35兆円消失…株主価値を失った企業は何がダメだった?
【ランキング】約35兆円が消えた“敗者15銘柄”
今年に入って筆者は、ドルベースの時価総額の増加に着目し、2016年から2025年までの10年間に株主価値を最も大きく創出した15銘柄を分析した。今回は逆の視点から同様の分析を行い、価値を創出するのではなく失った銘柄を特定した。まず、モーニングスターの米国株式データベースを分析し、同じ期間に時価総額が最も大きく減少した企業を選定した。時価総額とは、現在の株価に発行済み株式総数を乗じたものである。価値の喪失をより正確に把握するため、支払配当と株式スピンオフ(事業部門や子会社を切り離し、独立した企業として株式を既存株主などに分配すること)の総額を加え戻した。これらは時価総額の減少を部分的に相殺する。
下図は、これらの指標を基準として、株主価値を最も大きく損なった15銘柄を示している。
- クラフト・ハインツ
- バイオジェン
- ペリゴ
- アメリカン航空グループ(以下、アメリカン航空)
- アンダーアーマー
- ブレッド・フィナンシャル・ホールディングス
- シリウスXMホールディングス
- バス・アンド・ボディ・ワークス
- SLB
- QVCグループ
- VFコーポレーション
- ヴィアトリス
- イルミナ
- ボルネード・リアルティ・トラスト
- アドバンス・オート・パーツ
この差にはいくつかの要因がある。
第1に、業績と株価が際立って優れた企業は、長年にわたって競合他社を上回り続けることが可能だ。株式への初期投資額を100%以上失うことは不可能だが(デリバティブ(金融派生商品)やレバレッジ(借入金などを利用して投資額を膨らませる手法)などのリスクの高い領域に踏み込む場合を除く)、上昇銘柄には初期投資額をはるかに上回る上昇余地がある。
第2に、個別株で損失を被る可能性自体は比較的高いものの、その企業がもともと大きな時価総額に達していなければ、失われる株主価値の総額にも限界がある。
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
株式・債券・金利・資金調達のおすすめコンテンツ
PR
PR
PR